猫団dd5版リプレイ 

ファンデルバーの鉱山編

第1話「ゴブリン洞窟」

ここはフォーゴトンレルム、フェイルーンの世界。

その西岸の都市ネヴァーウィンター。



そこで1レベル同志で結成された、猫団。


そんな猫団に、普段出入りしている酒場より初仕事が任される。

それは、ドワーフのロックシーカー三兄弟の一人、グンドレン・ロックシーカーからネヴァーウィンターから国境の町ファンダリンまで、鉱山堀りに必要な道具一式を運ぶというものであった。


しかしグンドレンは、何か伝説の鉱山を発見したとかで、もう真っ先に現地入りすべくこのネヴァーウィンターを出て行ったらしい。護衛たった一人を伴って・・。よって、猫団は荷物の輸送を無事ファンダリンまで届ける事になった。


ファンダリンまでの行程は2日ほど。ちょうどここより南東にある。ちょうどワゴン一台分ある荷物を守るべく、猫団は出発したのであった。

さすがに国が管理しているハイロードまでは敵も出ず、順調に旅を進めた。だが「トリボアの小道」と呼ばれる道に入ってすぐに、異常な光景に出くわす。

道端に、馬の死体が二頭・・。

荷も荒らされ、特に鞘袋が空で地図ケースが散らばっていた・・。何か地図が盗まれた?!

感のいい猫団の一人が気がつく。・・これは先行した雇い主のグンドレンと、その護衛の馬じゃあないのかッ!?

しかし死体はなかった。何者かに連れ去られた跡があるようだ・・。
猫団レンジャーによって形跡を辿ると、狭い谷の狭間へ・・



そして左右から奇声が・・ゴブリンだ!

1レベルでゴブリンは・・・強いッ!?


これは命のやりとりなんだー!


なんとか倒したゴブリン。彼らはどうやら、近くのクラッグモウ洞窟から来たのが判明した。
雇い主たちを救うため、まずはそこを攻略するしかなさそうだ!



入り口の見張りゴブリンを倒し、水が流れる脇の道の洞窟を進む一行。奥には狼の吠え声が!
わざと餌与えず、お腹をすかせていたようだっ

だが度重なるゴブリン戦で戦闘に慣れてきた猫団には敵ではなかった!


さらに川の流れる道を辿ると、橋がかかっている場所に。

そこで、橋上のゴブリンが、止まれと命じる!

その傍らには、ゴブリンたちに混じって、死にそうな人間戦士が一人縛られて立たされていた!
声をかけたのは、どうやらここの「元」ボスのゴブリンらしい。

ゴブリン長「こいつの命が惜しければ、俺の座を奪った、ここのボス・・でっかいやつを倒して欲しい!」

まさかのゴブリンとの交渉!だがこれは勝機がありそうと見た猫団は、この約束に応じ、人質だった戦士を解放してもらった。
戦士はやはり雇い主グンドリンを護衛していた、老戦士のシルダーであった。



戦士シルダー・ホールウィンター

彼はグンドレンとともに捕まったものの、彼だけはここの牢にずっと入れられ、ドワーフのグンドレンだけは、どうやら彼の持っていた「秘密の地図(ウェーブエコー洞窟の在処)」とともに「クラッグモー城」に送られたらしい。(ちなみにここはクラッグモー洞窟であって、クラッグモー城ではない!) その城の場所は、さすがにシルダーでさえも知らないという。

ウェーブエコー洞窟とは伝説の古い洞窟で、貴重な鉱石が産出されるという。今までその場所が謎であったが、この地図によって近隣のファンダリンまでも富をもたらすのは、ここが故郷であるシルダーにとっても目標らしい。

ともかくもまずは、シルダーを解放したゴブリンとの約束を守るために、その「でっかいやつ」を倒しにさらに奥へ進む猫団であった。もちろん、シルダーも一緒だ。


左奥へいってみると、ゴブリンのねぐら!こいつらは先程の反乱ゴブリン長の仲間ではない・・でっかいやつ派だ!


では右奥はというと、ゴブリンたちがなんと川のダムを放水しようとしていた! このまま素直に川に沿って進んでいたら、洪水の波に飲まれて被害甚大だったろう・・!

だが所詮ゴブリンの計画・・猫団には意味がなかった。

・・そしてその奥に、「でっかいやつ」がいた!

その正体はバグベア・・ゴブリンじゃないのはお約束だッ!


・・瞬殺であった・・!!


第一話終了\(^o^)/




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