猫団dd5版リプレイ
ファンデルバーの鉱山編
第2話「ファンダリンの闇」
★今までのお話
ここはフォーゴトンレルム、フェイルーンの世界。その西岸の都市ネヴァーウィンターで結成された猫団。そんな彼らに最初の仕事は、ドワーフ三兄弟が発見したという伝説の鉱山ウェーブエコー洞窟の採掘物資を南の鉱山町ファンダリンまで運んで欲しいという依頼であった。
当の雇い主であるドワーフ三兄弟の一人グンドレン・ロックシーカーは、護衛の戦士シルダー・ホールウィンターを伴って鉱山まで先発していた。
後を追うように猫団たちは輸送物資の荷車を運ぶ。だがその道中、道端には馬二頭の死体が!
それは明らかに先発したグンドレンらのものであった。死体こそなかったが荷も荒らされており、明らかに誰かによって誘拐されたのだろう。
その痕跡を追うと、ゴブリンらが住み着いているクラッグモー洞窟へたどり着く。その中のゴブリンやバグベアらを倒していく猫団。そこに捕らわれたのはシルダーだけであった。
シルダーが言うには、グンドレンは唯一の鉱山の地図とともに、クラッグモー城へ送られたという。
洞窟のボスのバグベアを倒し、洞窟を掃討した猫団。城は位置がわからなかったので、とにかくまずは依頼の荷をファンドリンまで届けることにした・・。
猫団メンバー
リヴァイ (てまだ) |
ファイター/バーバリアンの二刀流前線要員。 | |
ライガ (nomu) |
クレリック/ウィザード、治療と攻撃の両魔法使い。 | |
ボブ (mumu) |
貴族出身のレンジャー。 | |
マナト (TAO) |
クレリック。 | |
ガイガー (sak) |
ファイター。 | |
エンク (TERA) |
ローグ、前科持ち。 |
●ファンダリンへ
ファンダリン・・・500年前にオークが襲撃で破棄されたこの国境の町も、今は富を求めて移住した鉱山夫や農家によるフロンティアとなっていた。
さて、ゴブリンの洞窟からようやく着いた猫団は、依頼どおり交易所に荷を届ける・・だが交易所の係員であるハリア女史によると、間の悪いことに、依頼主であったドワーフ三人組の残りの二人も現在行方不明だという。さらに現在このファンダリンは「レッドブランド」というワルな集団に牛耳られているらしい。ハリア女史の依頼で、レッドブランドを追い払うのを引き受ける猫団であった・・。
さらに町を探索する猫団。その際、様々な人々からの助け(クエスト)をもらうのであった。
当然、一緒にたシルダーからのドワーフのグンドレンら兄弟探しと、ともに奪われた伝説のウェーブエコー鉱山への地図を取り戻すために、「クラッグモー城」を探す事が一番のメインクエストであった!
以下、猫団が町のいろいろな場所で引き受けたクエスト一覧。
クエスト | 依頼主 | 内容(有力組織の加入フラグ) |
クラッグモー城を探せ | 戦士シルダー | クラッグモー城の在処を探して、誘拐された依頼主グンドレンを救助し、伝説の鉱山の地図を取り戻せ。(領主同盟) |
イアーノを探せ | 戦士シルダー | 同盟の同志だった魔法使いイアーノを探して欲しい。彼はトレセンダー邸を調査していた。(領主同盟) |
レッドブランド団 | 交易所のハリア女史 | ファンダリンを牛耳るレッドブランド団を排除せよ。(ゼンタリム) |
バンシーとの契約 | 幸運の社管理人ガラエリ | 「銀の櫛」を使ってコニーベリーに住むアガサというバンシーと交渉し、呪文の書の在処を聞く。(ハーパー) |
ドルイド僧レイドスを探せ | アンダーリーフ農場 | 物知りのドルイド僧レイドスが、サンダーツリーという場所へ向かった。彼なら、クラッグモー城の場所がわかるかもしれない。 |
オーク問題 | 町長ハルビン | ワイバーン・トーに住み着いたオークの一団を排除せよ |
5つものクエストを引き受けた猫団。特に有益だったのは、アンダーリーフ農場で出会った少年カープであった。クラッグモー城の手がかりもさることながら、この家の少年カープはレッドブランド団と大きな醜い人間型モンスターたちが秘密の通路みたいな入り口から出てきたのを目撃したという。
とにかくまずはレッドブランド団の様子を伺いに、彼らがたむろしているという安酒場「スリーピングジャイアント」亭へ。
当然、喧嘩という名の戦闘へw 彼らはゴブリンと違い二回攻撃を使う手強さだが、人数3VS5で程なく倒した。
倒したレッドブランド団の情報で、やはりこいつらは町のはずれにあるトレセンダー邸をアジトにしていた事が判明する。依頼にあった、シルダー依頼の魔法使いイアーノの調査場所と同じなのが気になるところだが・・。
私、気になります。byリヴァイ
正面突破は愚かだろうということで、せっかくのカープ少年の情報を頼りに、その「秘密の通路」へ向かうことにした猫団。
そこはいきなりダンジョンのど真ん中、狭い峡谷であった。
その峡谷へ現れたのは、奇妙にしゃべる一つ目モンスター「ノシック」。
このノシックに餌を与えると、彼はぺらぺらとここの事を話しだす。なんでも10人近くはレッドブランド団はいるようだが、そのボスは魔法使いの人間らしいとのこと・・。
しかし彼はそれで取引成立するかに見えたが、より人間のほうが美味しそうだと気がついたのだ!
交渉成功したとおもいきや、突然襲われる猫団!だが返り討ちにした!
ノシックの裏切りに、怒り心頭のリヴァイ。少なからずショックだったようだw
ノシックのいた峡谷から、人工的な酒蔵へ!?・・どうやらここがトレセンダー邸の地下との接点なのだろう。
酒蔵の奥で、三人のレッドブランド団が団欒中・・奇襲をかけて成功する猫団!
エンクは落とし穴を発見した! こんな罠があるのは、ローグどものアジトならではだ。
落とし穴の先は、なんと墓地・・この館の先祖の地下墓地なのだろうか・・。
だが出てきた相手はスケルトン。ここで殴打、斬撃、刺突の武器種別の重要性を思い知る猫団!
スケルトンには殴打武器が一番でござる。
最初の峡谷はやはり中間点・・ということはその奥を行くしかない!
最奥の部屋・・そこにいたのは、レッドブランド団と・・ボスの悪魔法使い!
その正体は、探し人のイアーノだった!!
彼は調査と称して、実際は魔法でここらを制圧し、レッドブランド団を組織して町の裏ボスになってしまっていたのだ!
写真のように。イアーノを前線三人でフルボッコにして、即終了にした猫団!
とにかく、これでレッドブランド団は壊滅した!(つづく)
リプレイ目次へ戻る