DD猫団リプレイ
魂を喰らう墓

第2話
「ファイアーフィンガー」


猫団メンバー

エイツ(TERA) ハーフオーク・クレリック(テンパス神)の辺境育ち
AC18 hp10
クラウド(sak) 人間パラディンの貴族
AC18 hp13
カンコー(mumu) ドラゴンボーンモンクの侍祭
AC12 hp9
ジャイアン(TAO) 人間バードの間者
AC17 hp10
デーボ(てまだ) 人間バーバリアンの辺境育ち
AC16 hp13
カーティス(nomu) 人間レンジャーの船乗り。
AC15 hp11
ラオシェンロン(ごしま) 人間ソーサラーの研究者
AC11 hp7


「蘇生をした人間は衰弱死する。」・・フェイルーン全土に蔓延しているこの呪いと解くため、シンドラに雇われて遠く南のチャルトの地へテレポートした一行。



アザカ

唯一の港町であるナイアンザルから、まずは案内人アザカ・ストームファングを雇い、彼女の個人的な目的地であるファイアフィンガーを目指す事になった。

■ティリーキ川遡行


今回のファイアーフィンガーまでの道程。南西の後、ひたすら南へティリーキ川沿いを遡行という前回からの続きとなる。




前回同様、川岸でまたもや巨大バチの襲撃が!


その翌日、川の畔でふらふらと助けを求める女冒険者が・・・
だがすぐに、そいつがシーハグだとわかる!

そんな婆がry


女冒険者に化けていたとは・・なんとか倒す猫団。


ティリーキ川も上流に差し掛かった頃、案内人のアザカの先導で、ファイアーフィンガーに向かってさらにジャングルの中南へ進む。実はこの塔に、アザカの大事な持ち物である魔法の仮面が盗まれたのだ。それを取り返すためにやってきたのだ。


■ファイアーフィンガーの塔


近づくにつれ、その異様な姿を現した石塔ファイアーフィンガー。その名の如く、頂上では炎が揺らめいている。
塔の外側には、各階層の中へ通じる穴と、上下できる梯子がかかっているのが見える。


まずはいきなり梯子を上る必要があった。比較的運動が得意でない猫団、わりと大変なダンジョンだと気がづく!


塔の中はダンジョンだった。中程に巨大な穴が・・その先には上への梯子が見える。


穴から4匹の大クモが!


クモを倒し、奥の梯子から次の上階へ。まだまだ洞窟が続く。今度は上行くには、外側の崖にある梯子を上る必要があった。だが途中の広間で、冒険者の死体を発見する一行。それを漁っていると・・・


天井からスタージ(吸血コウモリ)の大群が!


外の梯子から3階へ。ここは途中に焚き火が・・なんと横には縄で囚われているらしき声が・・
その正体はアーラコクラという、有翼種族の男であった。



アーラコクラ



その有翼人を捕らえているのは、プテラフォークであった!この恐竜のプテラノドンに似た姿の飛行種族であり、塔の主たちでもある!そいつらが猫団に襲いかかる。


プテラフォーク


三回攻撃で苦しめるプテラフォークをなんとか倒し、アーラコクラの捕虜を助ける猫団。
この捕虜の名はネファーと言った。彼はこの塔の敵の人数や規模といった情報は持っていなかったが、
別れ際に興味深い助言をしてくれた。


ネファー「皆さんはジャングルの中を何か探しに来たのでしょう。これから先、陸を歩くのは大変かと思います。
ぜひ私の故郷キール・サバルに来てください。その代表アジャーラに頼んで『七つの風の踊り』という儀式を執り行います。それに参加することで、あなた達は私と同じように一時的に空を飛ぶことができます。



空を飛べると聞いて、目を輝かせる猫団。確かに空を飛べたらこの苦難な旅も相当楽になるだろう。幸いキール・サバルの位置はシンドラからもらった半島白地図にも書かれていた。

だがナイアンザルの港町にまだやってない依頼も数多あり、またもや選択肢が増えるのであったw

捕虜だったネファーは自力で帰れるとのことでそこで別れ、飛びだってしまう。ひとまず猫団はこのファイアフィンガー攻略に戻るのであった。



3Fから梯子を上ると、ようやく頂上部へ。そこは全面庭と小屋でできており、プテラフォークの集団が例のごとく待ち構えていた。さらに塔の先端部から、大型のボスのプテラフォークが!


死闘の末、敵を全滅させた猫団。奥の小屋を家探しするとさっそくいろいろな宝が出てきた。その中には案内人アザカの探していた仮面もそこにあった。

仮面に飛びついたアザカは、猫団に例を言う。

アザカ「あなたたちのおかげで、生涯の宝を取り戻すことができました。あなたたちなら、私の真の姿をさらしてもよさそうです。」
「!?」


おや、アザカの姿が・・(あちらでもアザカはその好条件から最初に雇ってしまう愛すべきアイドルらしいw)

実はワータイガーだったアザカ。どおりで戦闘でもやたら強かったのであるw
ナイアンザルへテレポートして12日めにして最初のダンジョンを攻略した一行は、ひとまず町へ戻ることにした。

■ナイアンザルへの帰還


ナイアンザルへの帰還ルート。今度は思い切って河川沿いではなく、途中のアンデッド圏を突っ切り、ジャングルから
北上するルートをとった。物資もあまりないので強行軍で行くことに。


だがジャングルの危険なルートは、それ相応のモンスターがいた・・
でかい猿人モンスター、四つ手を持つギラロンがいたのだ!幸い、大いびきをかいて寝ていたが・・。

「ぎゃあどうしよう」
カーティス「みんな、食料を一つずつ出して・・それを餌にして、その隙に逃げよう」


というわけで、逃げる猫団w

ティリーキ川を離れ、アンデッド圏を横切る猫団。

そこで今度は小さな小猿が愛嬌を振りまいて近づいてきた。

だが近づいた途端、その子猿は怪しい術をかけて吠えてきたのだ!精神攻撃ッ!!!
エイツはそれにかかって朦朧としてしまう。


こいつはスゥ・モンスター。精神に直接朦朧攻撃をしかけてくる、恐るべきモンスターだった!さすがアンデッド圏!



アンデッド圏を抜けて、丘を下る猫団。町が見えてきたあたりで、リザードフォークの集団と出くわす!
ジャングルの奥地の特殊なモンスターらに比べて、単純な既知モンスターだったが、それにしても行きよりも帰りのほうが
遭遇率が高かったという・・・。


このチャルト半島にきて21日目で、ナイアンザルに再び帰還した猫団であった。ひとまず休息ができるのは嬉しい事であった・・(つづく)


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