DD猫団リプレイ
魂を喰らう墓
第7話
「古代都市オムー」
猫団メンバー(現在、平均5LV!)
エイツ(TERA) | ハーフオーク・クレリック5(テンパス神:戦の領域)の辺境育ち AC18 hp38 |
|
クラウド(sak) | 人間パラディン5の貴族 AC18 hp31 |
|
カンコー(mumu) | ドラゴンボーンモンク5の侍祭 AC13 hp34 |
|
ジャイアン(TAO) | 人間バードの間者 AC17 hp38 |
|
デーボ(てまだ) | 人間バーバリアン2/ウォーロック3の辺境育ち AC16 hp39 |
|
カーティス(nomu) | 人間レンジャーの船乗り。 AC16 hp39 |
|
ラオシェンロン(ごしま) | 人間ソーサラーの賢者(研究者) AC14 hp26 |
★猫団、現時点でのクエスト
クエスト | 種別 | 内容 |
蘇生を阻む死の呪いを断ち切れ | メインクエスト | ソウルモンガーと呼ばれるアーティファクトが影響しているらしい。それはチャルトのどこかにある。 シンドラより(商人王ワカンガ邸にて保養) |
領主同盟を助ける | サブクエスト | ナンガロアとオーロルンガの遺跡の正しい位置を記した地図を作成せよ。報酬に帆船一隻を提供。密偵レレック・ダッシュリンドより(一部達成) |
思わぬ所に思わぬ相手 | ベルアリアン砦 クエスト |
ベルアリアン砦の南に巨大な足跡を発見した。この足跡の正体を突き止めて、その証拠を持ち帰って欲しい。報酬「矢+1」5本。燃える拳団リアーラ指揮官(クリア:あとは報告のみ) |
シルクー湾偵察 | ベルアリアン砦 クエスト |
シルクー村を偵察し、詳細な報告をせよ。その間の旅費はこちらで請負い、通行証も発行する。 燃える拳リアーラ指揮官 |
「蘇生をした人間は衰弱死する。」・・フェイルーン全土に蔓延しているこの呪いを解くため、シンドラに雇われて遠く南のチャルトの地へ向かった猫団。苦労の末、鳥人アーラコクラの里キールサバルにて空飛ぶ儀式を得るのであった!
儀式は7人まで行えるらしい。ベルアリアン砦からずっと案内人だったショーゴとはここで別れることに。
そして出発の直前、オムー王家の姉弟ナレ姫と王子ナーから、オムー王家の秘宝「チャガカリーの髑髏杯」を見つけてほしいと依頼される。それさえあれば、王家の証としてオムー王国再興に必要なものだという。
新たな依頼を得て、さっそく空飛ぶ猫団たち!
空の旅は、敵も出会わず快適であった。
しかし、雲上に行くと、なにかが見える・・。黒い点のようなものであったが・・どうもそれは飛行生物などではなく、何かが浮かんでいるようだった。
飛行できる今回しか行けない場所と悟った猫団は、急ぎそこへ向かう。
それはどうやら・・岩の塊、そこに木が埋まっているような建築物だった。地元民はこれを「ウーブテイオの心臓」と呼んでいるらしい。確かに心臓に見える。ちなみにウーブテイオとは、古代オムー王国で最初に崇められていた全能神の名であった。
屋上らしき場所から階段で洞窟へ向かう道に行ってみる。すると、そこにいたのはエルフの女性であった。名前をヴァリンドラといい、ジャングルが嫌でこの空でずっとソウルモンガーについてなるべく確保し、封印する研究をしているという。
猫団がそのソウルモンガーを探しているというと(メインクエスト参照)、ヴァリンドラは
「ならばソウルモンガーがあるオムーに急いだほうがいい。誰に頼まれたかは知らぬが、おそらくはソウルモンガーの呪いにかかった者からであれば、100日程度が限界だ。」
ラオシェンロン「もう今93日目なんですが・・」あのメインクエ雇い主シンドラ・シルヴェインの命が危ないのであった!
ヴァリンドラに正確なオムーの位置を教わった猫団は、他のクエは後回しにして、とにかくオムーに急行することにした。
3日目で飛行効果がなくなった猫団は、プテラノドンに出会う。
■伝説の都市オムー
99日目でついにオムーへたどり着く。朝もやから見えたそれは盆地に隠れた巨大な都市遺跡であった。
周囲は40mもある急な崖で降りるのも難だが、さらに等間隔でガーゴイルが配置されていた。明らかに侵入しようものなら動いて襲ってくるに違いなかった。
唯一の入り口らしき大階段が南西にあった。そこを下り、まずは門の先にある小屋に入る猫団。
「ラズ・ナシーの牙を恐れよ!」
「エリックへ。9つの社を探索してみたよ。V」
「パズルキューブが鍵だ」
「カエルの化け物に気をつけろ!」
「アンクとは誰だ?」
「羽根飾りの王に栄光あれ!」
「蛇どもの見た目にだまされるな!」
「クーバザン=勇敢さ、シャゴムビー=賢明さ、モーア=?」
そこはかつて通った冒険者たちの落書きがたくさんあった。これはなにかのヒントに違いない。
そして小屋を出ようとしたとき、いつの間にか正体不明の蛇人間たちに囲まれていた!
蛇人間・・それはユアンティたちであった!前世の記憶でかなりの難敵だった・・。
入り口で前線要員が固まっての防衛陣でなんとかやりすごす。
手前の遺跡を探って回復草等を得ると、猫団は東のマグマ地域が気になり行ってみることに。
そこには、邪悪な木人種族ヴェジピグミーたちに儀式の生贄としてマグマに投げ入れられようとしているカエル種族グラング一匹が泣き叫んでいるところであった。
ヴェジピグミー | グラング |
ヴィジピグミーらを追い払ってグラングを危機から救った猫団。彼が言うには、アジトにしている祠があるのでぜひそこで一族と会いに来てほしいという。しかしその場所は遠かったので、後回しにした猫団。
一行は大きな屋敷だった区画へ。
だがそこは、死体だらけで略奪された後のようだった。それもつい最近の・・。
死体はよく見ると、レッドウィザード! あの悪名高き魔法使い集団(前キャンペーンのティアマト編)でも出たこいつらも、同じ目的で来たのだろうか・。
そのとき、崩れた壁の下からなにか声が聞こえた・・。それは弱まった人間の男がいた。まだ生きている!さっそく助ける猫団。
助けたのは、オーヴェクス。古代オムー語を読める言語学者で、レッドウィザードに高額で雇われてついてきたという。
助けてくれた礼に、彼はいろいろ教えてくれた。オーヴェクスによると、どうやらレッドウィザードはこのオムーに点在するトリックスターの神々の祠に置かれている「パズルキューブ」なる立方体の石を集めているという。それが9つ揃わないと、奥のソウルモンガーがある洞窟の門を開けることが出来ないらしい。。
トリックスターとは、古代オムー人が創造した下位のモンスター神たちで、それぞれの祠には試練があり、それをクリアするとその信徒(クレリック)になる資格が与えられていたという。
目的は、9つのパズルキューブ集めに!
「●ラゴンボールでさえ7つなのに、9つも集めなきゃならんのですか?」
「・・・お、おう」
オーヴェクスによると、レッドウィザードの本隊は生き残っており、そのパズルキューブ集めに出かけているという。その長はザグミラ。若干18歳(!)にすぎない見かけの少女だったが、何やら不気味さえあったという。
「18歳!?」
「おいおいー」
とりあえずそのトリックスター神の祠の一つは、ちょうどこの隣にあるという。さっそく行ってみる猫団。
そこは、神クーバザンの社(やしろ)であった。
門の上には「クーバザンは我らに恐れる事無く進むこと。我らが受け取った分だけ差し出す事を欲しておられる。」
と刻んであるとオーヴェクスが解読した。
だが入ろうにも手前の門が開かない・・・鍵はない・・が、どうも手前の池のカエル顔の像があやしぃ・・。
そこで近付こうと、池にかかるぼろぼろの橋を渡ろうとするが・・たちまち壊れてしまった!
どうもあの顔の像まで行くのが難しい。しかも池の中には・・何かいるようなのだ。
あれこれ悩んでいると、カンコーが「氷の柱を立ててみよう」と術を使い始めた!
四大門徒の彼は、氷の術も自在に使えるようになっていたのだ!
ゼル●っぽいあれと同じw
池の中には、文字通りモンスターのクーバザンが隠れていた!あいつにやられずにすんだのは幸いか・・。
門を開けると、その先は串刺し罠だらけの部屋に!
Bボタンジャンプ連打でなんとか祭壇までたどり着く。
祭壇には確かにパズルキューブが置いてあった!
そこで門にあった文字を思い出す。「受け取った分だけ差し出せ」・・池にある小石をキューブの重さ分だけすげ替えることに!・・こうしてまず1つのパズルキューブを手に入れる。
次に反対側にも祠があった。ここはシャゴムビーの社とあるが・・だがすべて荒らされていた。パズルキューブもない。
オーヴェクス「これは・・レッドウィザードたちが先に来たようじゃの」
「!?」
そう、レッドウィザードもまた、パズルキューブを集め続けているのだ。
その先で、キャンプ跡を見つける猫団。そこに置かれた置き手紙のようなものも発見する。
オーヴェクス「山羊髭とは、わしのことか!」
「ラズ・ヌシーがユアンティのボスっぽいね」
「ザルテクの瞳ってなんだろ?」
そう思案していると、レッドウィザードの本隊がやってきた!猫団を見かけざま、攻撃しようとするが、オーヴェクスを見て彼らは少し手を止めた。
後ろから現れたのがレッドウィザードらのボス、ザグミラ18歳であった(一番ちっさいの)顔半分が老婆で見かけ少女という・・。
ザグミラ「・・猫団よ。ここはひとつ組もうじゃないか。パズルキューブのいくつかはユアンティどもが持っている。私はやつらの宮殿にスパイを仕込んでいる。そしてそいつと連絡すれば、侵入も容易となろう。我々はユアンティどもにアジトを襲撃されて半数以上やられた。これ以上人材を失いたくはない。それに社の謎解きはおまえたちが得意分野であろう。」
「そこでだ。おまえたちは残りの社の謎解きをする。こちらはその間社の場所を探しておく。そしてすべて探索し終えたら、ユアンティの宮殿へ忍び込めるようスパイと連絡をつけてやろう。」
・・・熟慮の末、この提案を受け入れる猫団であった。
レッドウィザードとゆるい同盟を組んだ猫団は、さっそくすぐ近くのアイジンの社へ
そこは猫団の難敵・・超パズルと迷路!w
例によって門の上には「アイジンは我らに説く。もっとも想像し難い道をこそ選ぶのだ」とある。
今回は門には鍵が開いていたが、床にはあやしげなパズルが・・。
調べてわかったが、やはり間違って踏むと毒矢のパターンの罠であった。
まずはエイツが「もっとも想像し難い→一番強い」と考え、それはおそらくこの中では虎だと思い、走り幅跳びの要領で虎だけを踏んでみたが見事毒矢・・。
そしてデーボが「アイジンはアルミラージの神だから、まずこれを踏むとよいのでは?」と一角うさぎのアルミラージだけを狙って踏んで見るが、2つめのアルミラージで毒矢だらけに・・。だがアルミラージの板だけはなにやら一時hpを得る恩恵があったのは間違いなかった・・。
最後にカーティスが、左端だけ通り8つの違う種類の動物パズルを踏んでみる・・・
正解!
こうして、3つのパズルキューブを手に入れた猫団!残りはあと6つだ!(つづく)