DD猫団リプレイ
ストームロードの亡霊
第4話「レイロンへ」
猫団メンバー(7LV→8LV)下記データは7LV
キング(てまだ) | ヒューマン(ハーパー) ファイター4/ソーサラー3 |
AC20 hp54 受動知覚14 | |
パーボ・レアル(TERA) | ヒューマン(辺境育ち) パラディン8。監視者の誓い |
AC22 hp68 受動知覚11 | |
チイカワ(TAO) | ヒューマン(賞金稼ぎ) レンジャー1/ウォーロック6 |
AC16 hp40 受動知覚16 | |
ワタメイ(nomu) | ティーフリング(浮浪児) レンジャー(ホライズンウォーカー)7 |
AC15(近17) hp46 受動知覚15 | |
ラオ・ロンツー(ごしま) | ソーサラー7(隠者) | AC12 hp37 受動知覚11 |
前回、アイススパイアの白竜を見事討ち取ったファンデルバーの英雄となった猫団。
さすがにこのあたりの脅威は去ったようで、平和が戻った。
しかし隣町のレイロンより、猫団の助力を求める要請の手紙が来たのであった。なんでも、レイロンは大災害の後で復権途上でありながら、街中でモンスターやカルト勢力に襲撃されているという有様であった。しかも猫団には立派な住居が提供されるとあって、二つ返事でレイロンに向かう猫団であった!
■襲撃中の宿
ファンデリンから北そして西へのトレイ・ボア街道を通り、南北を走るハイロード大街道に至る交差点に「ウェイサイド・イン」という宿がある。そこで猫団は一泊し、明日にはレイロンへ着く予定であった・・。
だがこの宿・・ゾンビらに襲撃されていたーッ!!
しかも助けに行こうと猫団が駆け寄ろうとすると、いつのまにか不可視化していたレイスが襲いかかる!
たまたま(午前は)魔法使いラオ(ごしま)がいなかったので火の玉攻撃ができず、囲まれる形にw
苦戦しながらもなんとか倒す猫団であった。
女主人マーティシャ | |
バーテンダーのバックス | |
クーラグ(料理人) | |
ティーガ(店のサービス鍛冶屋) |
宿では上の従業員が礼を言って歓待してくれた。
その中で、客の一人がチイカワ(TAO)のシンボルを見て、囁きだす。
「おい、決行日はわかっているな?」
なにもわからないちいかわ・・・ひょっとして、崇めているターロス神に関係あることなのか!?
何か謎であった・・。
■レイロン前の騒動
無事ウェイサイドインで一晩大休憩し、レイロンに近づく。だが町の外で、人だかりが出来ていた。
どうやらレイロンを出ていこうとする民に対し、思い直すよう町の指導者たちが説得しているようであった。
グリゼルダ(通称グロウラー)女ドワーフの建築監督。 | |
メリーゴールド(ラサンダー司祭) | |
ヴァルディ・エスタバール(漁協長) | |
ヨラン警備隊長 |
グリゼルダ代表「今すぐ帰りなさい。町の外はもっと危険だよ!」
市民ら「嘘だー!いつもモンスターやカルトどもが襲ってくるじゃないか!」
ヨラン警備隊長「静かに!」
群衆らのそんなやり取りの中、面白おかしく遊んでいた子供たちがどこか行方不明になってしまっていた。その子供たちは孤児らで、ラサンダー寺院の使用人らがあわてて探し出そうとしていた。
そんな騒動の最中、ラサンダー寺院の司祭メリーゴールドが猫団の姿を見つける。
メリーゴールド「あ、もしかして猫団の皆さんですかな?どうか寺院の子供たちを探してください。そこらへんにいると思われるのですが、なにせこの群衆の中では・・」
というわけで、子供探しを手伝う猫団。幸い誘拐とかではなく、単にかくれんぼで目を離した隙に消えていただけのようだ。もちまえの運動や知覚、軽業技能で、難なくみつける猫団。
だが、本当の脅威はここからだった。群衆らが阿鼻叫喚となって逃げ惑っているのだ。
その原因は・・・?
群衆のほうに、突然やってきた馬車であった。そこから数人のカルト教団らが現れ、群衆を攻撃しだしたのだ!
そのカルト教団は、嵐の邪神ターロスを崇める信者たちであった!そう・・ちいかわと同じ神だw
■レイロンへ
なんとかカルトらを撃退した猫団に、グリゼルダらが近寄ってくる。彼女はあとで我々のもとへ来てほしいといい、まずは新たな猫団の家を教えてくれる。
ついにレイロンへやってきた。ここが猫団の新たな拠点となる町であったが、あちこち家々は痛んでおり、どこもまだ復興中であった。
しかも、猫団が町に入った矢先に、すぐ騒動が・・ターロスのカルト教団がなんと港方面から襲いかかっていたのだ!
町の湖岸からゆっくりと這い出るようにやってきたタロン信者。彼らは潜ることもできた。
しかも僧侶はウォーターエレメンタルを召喚できるという厄介者であった。
大勢のカルト教団であったが、僧侶を倒すとエレメンタルの召喚もなくなり、なんとか撃退に成功する。
■タリヴァーの塔探索
新たなアパートで一晩過ごした猫団は、翌日代表者たちのいる入植地キャンプへ。まだ市庁舎も出来ていない状態なのであった。
最初の仕事の依頼は、町の中心にありランドマークとなっているタリヴァーの塔での幽霊退治であった。
そこは200年前魔法使いタリヴァーが建てたもので、彼は塔の頂上に、他の世界を照らすプレーン・ビーコンを建て、蛾のような奇妙な生き物を炎に引き寄せ、研究のために麻痺させたりしていたという。
しかしいつしかタリヴァーの姿が見えなくなり、空き家状態がずっと続いた。
その後、この世界に呪文荒廃という大惨事が起きた時に、塔のビーコンが暴発し、市民の何人かが消え去るという事件が起きた。そのためにネヴァーウィンターから、プレーンビーコンを破壊する命令が起きた。その破壊の名目でメニスタッドクローク魔導士団から派遣されたガリオ・エリブロであったが、彼はしばらく塔で研究に滞在中、護衛していたレイロン兵らが幽霊に出会って襲撃されたという騒動が出てくる。そこで猫団の出番というわけであった。
塔の入り口に着くと、入れ替わりに離れていこうとするレイロン兵らと出会う。ヨラン隊長によると、どうやら幽霊騒ぎに怖くなって逃げ出す始末なのであった。
タリヴァーの塔
魔導士ガリオ・エリプロ |
塔の1Fで魔導士ガリオと出会うが、彼は目にクマができるほど寝不足らしく、幽霊騒ぎで逃げた兵に不平を言っていた。同から彼自身は幽霊の存在を信じていないらしい。
なんとなく嫌な予感はした猫団は、さっそく塔の探索をする。果たして幽霊はいるのであろうか・・?
塔の2Fへ。ここはレイロン兵士らも立ち寄らなかった場所らしい。もともと来客用の部屋が並んでいたが、今では各部屋に大きな女性の石像が・・。このうち奥の1体は、なんとストーンゴーレムであった!
ただでさえ固い石ゴーレムに、廊下の狭い一列で戦うため、苦戦する猫団。
このゴーレムはタリヴァーの仕掛けた警備兵代わりなのだろう。だがそれ以外には特に異常もなく、幽霊は現れないのであった。
だがその夜・・。様々なポルターガイスト現象とともに、あのガリオがまるで別人になって、野営していた襲いかかる!幽霊の正体は、タリヴァーの霊魂が憑いたガリオだったのだ!
ガリオは倒してはならないので、みねうちで幽霊(ゴースト)を叩きだすw
こうして気絶したガリオは町のラサンダー寺院に運ばれ、無事お祓いをしてタリヴァーの霊から救ったのであった。
■行方不明のパトロール
翌日。
初の仕事を成し遂げた猫団は、街中にあるオーブリーの珍品店で、魔法アイテムを補充する。品揃えがランダムとはいえ、前のファンデルバー村にはなかった魔法アイテム売買店を見つけて喜ぶ猫団であった。
そんな最中、新たな依頼が舞い込む。ブレトラという名の石工からで、ジュサップという彼女の友人であるレイロン兵が、死亡通知にも関わらず、生きているかもしれないという。ブレトラの話によると、ジュサップはレイロン外周を見回っている時に行方不明になっていた。
少なくとも何が起きたのかを調べてほしいということで、代表のグリゼルダからも頼まれたのであった。
猫団は、レイロンの南部に広がる「死者の沼地(Mere of Dead Men」へ。
どうやらジュサップは、この沼地警備見回り中にいなくなっているのが判明している。
猫団は沼地の奇妙な轍やクリーチャーの足跡を、知覚や経験を駆使した優秀な捜索で跡を追う。
どうやら、奇妙な轍の正体は巨大カタツムリであった!
なんとリザードフォークらが、カタツムリ馬車を使って、捕まえたジュサップ他レイロン兵を捕虜として護送していたのだ。
幸い、大きなトカゲ族の長は共通語を話せるらしく、説得できるようであった。捕まえた理由は、勝手に「我らの土地」に侵入したからだという。
そこで説得に成功した猫団。人間らを解放するならば、このトカゲ族にとって厄介な存在であるトロールらを殺してほしいという。どうやらこの沼地には危険な沼トロールらがいるようなのだ。
さっそく沼トロールを発見する・・それも3体もいた・・!
拾い沼地で範囲魔法が効果的でなく、しかも再生能力に悩まされた猫団であったが、これをなんとか倒す。
これを認めたトカゲ族らは、無事捕虜らを解放して、なんとかミッションをクリアしたのであった。
レイロンでの仕事は、まだまだ続くのであった!(つづく)
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