DD猫団リプレイ
眠りし竜の目覚め
第7話「キメラ砦と青銅竜の神殿」
猫団メンバー(9→10LV)。
キング(てまだ) | ヒューマン(ハーパー) ファイター4/ソーサラー6 |
AC20 hp72 受動知覚15(警戒) | |
パーボ・レアル(TERA) | ヒューマン(辺境育ち) パラディン10。監視者の誓い |
AC22 hp84 受動知覚11 | |
チイカワ(TAO) | ヒューマン(賞金稼ぎ) ファイター2/クレリック3/ウォーロック5 |
AC16 hp54 受動知覚15 | |
ワタメイ(nomu) | ティーフリング(浮浪児) レンジャー(ホライズンウォーカー)10 |
AC16(近18) hp67 受動知覚21 | |
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ラオ・ロンツー(ごしま) | ソーサラー10(隠者) | AC12 hp52 受動知覚11 |
★今までのお話
アイススパイアの白竜を倒したファンダリンの英雄たち、通称「猫団」。
活躍の場を復興中の町レイロンに移し、冒険者として数々の依頼を受ける日々が続いていた。
だがレイロンには、今や恐るべき二大勢力が拠点にしようと争っていた。
その一つは海の邪神ターロス。そしてもう一つが三邪神の一つ、マークールであった!
その二つの勢力がそれぞれ、この復興中のレイロンの町を狙っていたのだ・・。
■謎の幽霊船続き
アンデッドだらけの幽霊船の探索を続ける猫団。倒したばかりの暗黒騎士の部屋で、ネクロマンサーの日誌を見つける。それはこの船の由来で、現在はなぜかターロス教団が乗っ取っていたが、そもそもは邪教マークールの大司祭ウララン・モルトゥスのものだと知る。
というわけで、さらに下の船倉へ向かう。そこはハンモックが並んだ船員たちの寝床であった。
そのハンモックが、いくつか突然、ひとりでに動き出す!これはアニメイト(自律魔法によるクリーチャー)だったのだ!
その先の左右の扉を開けると、みつしり入っていたフレッシュゴーレムが左右から2体襲いかかる!
その奥には、船の柱しばられた騎士らしき男の骸骨と、そばで恐る恐る楽器を奏でている男が。
どうやらこの骸骨が、本来の船の主である騎士エンバーロストのようだ。そして演奏している男は、吟遊詩人で、名をタルビンと言った。
タルビンによると、彼はターロス教団に捕らわれてこの船に乗らされており、この騎士エンバーロストの魂を鎮めるために、騎士の恋人であるアナウリアの鎮魂歌を演奏し続ける事を強いられているという。つまり演奏させることで、騎士エンバーロストはこのアンデッド船を自在に第三者によって動かせるという仕組みなのだった。
事情を察した猫団は、タルビンの枷を外して、船から連れ出すことに!
ついでに、南の奥の船倉には、「ボーンカウンター」というアンデッドを倒すと銀貨1枚現れるというユニークな武器もゲットした。
船から出ようとすると、待ち構えている集団が!
この船を乗っ取っていた、ターロス教団の連中だ!しかも連中の大ボス、ファーラ・ストームウォーンという戦闘司祭のハーフオークがその中心にいた!
ファーラはともかく、ターロスの部下たちはデフォでライトニングボルトを使ってくる強敵だった・・!
死闘の末、ファーラたちを倒す猫団。彼らを海に沈め、これでひとまずターロス教団のボスはいなくなり、大人しくなるだろう・・。
■イニアルヴの塔
レイロンに戻った猫団は、次の掲示板クエストを受けることに。
「キメラクルーと名乗る山賊の一団が道で商人を襲い、レイロン再建に必要な物資を盗んでいます。商人らは山賊が死人の死の中にあるイニアルヴの塔から活動していると主張しています。山賊を殺すか追い出すかしてください」
とある。
さっそくそのイニアルヴの塔へ。ここからハイロード沿いの南東の丘にあった。
塔に向かう途中!前方から現れたゾンビの群れが!?さらに後ろから、二人の女性が「そのゾンビを止めてー!」と叫んでいる!
一体ずつゾンビを倒し、残り少なくなった時点で、追っていた二人の女性が、ニヤリと笑って猫団に襲いかかってきた!?
彼女たちは、なんとあのキメラクルーだったのだ!
彼女たちを倒し、事情を知る。どうやらキメラクルーたちは、この先の塔でどうやらゾンビらを管理しているというのだ。
それで逃げてきたのを追いかけていたという・・何のために!?
ともかくもイニアルヴの塔へ行って真相を確かめる必要があった。
というわけで、イニアルヴィの塔へ!
塔に着いた猫団。まずは上空から使い魔でざっと偵察してみるが・・すぐにも襲ってきそうなカラスが待機しているのを発見。
というわけで、何人か空を飛べるPCもいたので、彼らに城壁の上まで連れて行ってもらい、そこから潜入することに。
案の定、中庭にはキメラクルーの連中がいた!
様子を探ると、どうやらこのキメラクルーは、マークールの教団からゾンビを管理することを任されたらしい。だがゾンビを取り逃がすほど、この管理は大変なようだ。
猫団が中庭に姿を表すと、奥からキメラに乗ったキメラクルーの女大盗賊ボス、レガ・スワンが現れる。
そこでこのボスを説得することにした猫団。みんなの助力もあってか、レガは納得して部下とともに塔を明け渡すことに。
キメラクルーたちが去った塔に残されたのは、多くのゾンビたち・・。
というわけで、残ったゾンビ掃除をすることになったw
これにて、塔の仕事、終了。!
■青銅神殿の竜
レイロンに戻った猫団の次の仕事は、海沿いにある青銅神殿に行くことになった。
そこはスケーリーアイ(鱗目教団)という竜神バハムートの神殿であり、そこに奉られているのが青銅竜(ブロンズドラゴン)のラムマルントシュであった。
だがこの竜は最近様子がおかしく、何もしゃべらず自分の巣に引きこもって姿さえあらわさないという。
嵐の予兆や天候変化や魚の移動などを予兆してくれる竜だけに、その利益がなくなるとソードコーストの漁民にとっても痛手であった。
いざ青銅神殿へ。今回は、竜の説得だけで済みそう・・・?
一行はドラゴンの部屋へ案内される。竜は部屋に入った猫団も無視して、ずっと窓の外の海を見つめている。
なぜ竜はこうなってしまったのか・・竜の視線をよくみると、窓の枠に張り付いてフジツボを見ていた。
このフジツボ、よーく観察すると、なんとそれは幻覚を見せるフィーンド「アルカニス」だったのだ!
擬態悪魔 という厄介なモンスターである。
この悪魔フジツボを壊そうとするが、やはりそれに魅了されている青銅竜が敵にまわる・・。
恐ろしきブレスで何人か気絶する猫団!
なんとかフジツボ悪魔を全て削りとると、ようやく青銅竜は正気に戻った。
猫団に礼を言うラムマルントシュであったが、このフジツボに魅了されている間、青銅竜はクローギリアマタールという別の緑竜の幻視を見たという。
この緑竜はソード山脈麓の森にある洞窟に住み、ここ数百年は大人しかったが、今ではソードコースト全ての民を滅ぼそうという怒りでいっぱいだという。
そこで猫団に、この緑竜の元へ行き、なぜここ最近攻撃しようとすることになったのか突き止め、できればなんとか竜を説得して馬鹿な真似はせぬようにしてくれないかとお願いする青銅竜であった。
いきなりの難問に躊躇する猫団。だがソードコースト全体の危機が起ころうとしている。
そんな英雄たちには、まだ休息はなかった・・!(つづく)
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