DD猫団リプレイ
神々の争い

第10話「死霊竜と雷神」(最終回)


猫団メンバー(12LV)。

キング(てまだ) ヒューマン(ハーパー)
ファイター4/ソーサラー8
AC21 hp84 受動知覚21(警戒)
パーボ・レアル(TERA) ヒューマン(辺境育ち)
パラディン11/ファイター1。監視者の誓い
AC22 hp100 受動知覚11
チイカワ(TAO) ヒューマン(賞金稼ぎ)
ファイター3/クレリック4/ウォーロック5
AC16 hp66 受動知覚15
ワタメイ(nomu) ティーフリング(浮浪児)
レンジャー(ホライズンウォーカー)12
AC16(近20) hp81 受動知覚21
 
ラオ・ロンツー(ごしま) ソーサラー12(隠者)  AC12 hp63 受動知覚11 

■ノームの秘密兵器

前回で、マークール、ターロスという二大勢力のカルト集団との三つ巴戦が繰り広げられ、その舞台となったレイロンはまたも半壊状態になっていた。
とくに死霊エボンデスに乗り移られた巨大緑竜クローギアマタールの襲来は、致命的であった。中央にあったタリバーの塔からアーティファクトであるルインストーンを奪われ、そのまま飛び去ったが、その爪痕は大きく残った。

激しい戦いを生き延びて、また一つ成長した猫団であったが(LV12)、まだ残るカルトたちを倒すにはあのボスの司教らと巨竜を倒すしかないと考えており、それはレイロンの人々も同様であった。

そこでレイロンの市役舎から、ドゥマソイン谷にいるノームのノーメンガード族らを訪ねてほしいという依頼を受ける。どうやらそこのノームたちは秘密の魔法爆弾を開発しており、今回のドラゴン戦に大いに役立ててほしいと言ってきているようなのだ。


というわけで、さっそく谷へ向かおうことに。



途中、ワーボア(変身猪人間)らの襲撃を受ける猫団!



なんとかドゥマソイン谷にたどり着く。谷の下にノーメンガード族が待機していたが、その途中の岩橋に、恐るべきアンデッドのボーンクローらが2体も潜んでいた!

連発のファイアーボールでなんとかボーンクローを除去した猫団は、ノームたちから「ノーメンガード爆弾」を受け取った。これで勝てればよいのだが・・。


■幽霊船再び!

レイロンに戻っている間に、いまだ彷徨っているターロス信者らの幽霊船を漁船が見かけたとの情報を得る。あの船にいる司教らさえ倒せば、ターロス・カルトの連中を一網打尽に出来るであろう。

そこで猫団は、前回お世話になった、ドロウらの船団のトゥインクル号に乗せてもらい、幽霊船討伐に乗り出す。


そして幽霊船発見!ドロウ船で乗り込むことに!前回は探索だったが、今回は討伐である!


敵船の甲板に乗り込むと、恐るべきレイスらがいきなり襲いかかる!


船内へ突入すると、前回同様、舵を担当していたスケルトンらに遭遇。その中で屈強なミノタウロス・スケルトンが数体、護衛のために猫団へ向かってきた!



ついに最深部!カルト教団員の中枢たちがひしめていた!その中には、海に沈んだはずの司教
さすがの数に苦戦する猫団だったが・・


戦いの途中、突然大嵐になり大波が幽霊船を揺らしていく!
なんとターロス神の怒りが顕現しているのだ。

その怒りは猫団に向けられたものでなく、失敗続きでソードコースト全土に迷惑をかけたカルト教団に向けられていたのだった!


まさに「おしおきだべ~」

沈没しそうになる幽霊船から、あわてて自分の船に脱出する猫団。信じていた神の怒りに触れてあわてるカルト団らだったが、ついに幽霊船は大波に飲まれ、雷に討たれてバラバラとなり、沈没してしまった・・・。
カルトはこうして、あっけなく滅んだのであった・・。

■邪竜討伐


残るは邪竜を崇めるマークール教団の者たちだが、幸いキャンドルキープの賢者が天体観測中に空飛ぶ邪竜を発見し、その行き着いた場所を知っていた。そこは死者の沼地の奥にある、ウス霊廟の地下であった。


霊廟は、やはりというかダンジョンであった。最初の部屋でさっそくガストとそれらを召喚した僧侶らに出くわす。
だが12レベルになった猫団には、もはや僧侶らもガストもアンデッドのザコにすぎなかった。ともかく竜のいる場所を目指す!



そしてついに霊廟の最奥で、邪竜エボンデスはいた!緑竜らしく地下の水場に潜んでいたのだ!


ブレスを避けるため、初手で散開する。猫団はあらかじめ緑竜対策として、魔法で酸に対し抵抗を得ていた!これが功を奏し、恐るべき酸の息も怖くはない!



大魔法の連発と怒涛の武器攻撃でなんとか竜を重傷まで追い詰めた猫団!
だがおや?・・竜の様子が・・なんと竜の身体が突然倒れ、その中から死霊のエボンデスが!


・・そしてエボンデスはその正体であるボーン・デヴィルとして具現化し、最後の抵抗を試みる!
いわゆるラスボス第二形態変化だった!


だが、圧倒的だったエンシェントドラゴンよりは、ボーンデヴィルは弱かったw
最後のリソースを使いまくり、圧倒的火力で猫団は、この敵を葬るのであった。



こうして、悪はいったん滅んだ・・・町は平穏を取り戻したのだ。

帰ってきた猫団は、「レイロンの英雄」と呼ばれるようになったとかないとか・・(FIN)


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