★簡易リプレイ
前回までのあらすじを書き込んでいきます。
●第1話 戦を告げる魔笛
フォーチュン鳳市東部支部に配属された猫団(仮)一同。着任早々、連邦軍からの依頼で連邦軍基地周辺に現れた、所属不明のガーディアン部隊の撃退に向かう。
基地で待ち受けていたのは、ギャラルホルンの名を持つ大型の超音波砲を携えたカバリエ級らしき指揮官機と、それが率いるカバリエ級とライトニング級の混成部隊だった。
戦闘の結果、敵を撃退した猫団。襲撃の目的を知るべく回収した機体と搭乗者を調べるためコクピットハッチを開放する。
だがそこには、搭乗者の姿はなかったのだった。
●第2話「ヴァルハラの尖兵」
前回の戦闘で鹵獲した機体から得られたのは、彼らが使用する汎用機のデータと彼らが無人のガーディアンで編制された部隊「ヴァルハラ」に属している事だけで、その目的は不明なままだった。
そんな状況でも支局は平常運転。猫部隊に2つの任務が与えられる。一つは連邦軍が回収した機体の情報の入手、もう一つは旧市街廃墟での人命救助だ。
二手に別れて任務に当たる猫部隊だったが、任務を終えて一息つく間もなく、出先でヴァルハラの部隊から襲撃を受け分断戦を余儀なくされる。
しかし猫部隊の火力の前に小隊単位の戦力で太刀打ちできる筈もなく、猫部隊の勝利で戦いは終わる。
戦闘を終え、消耗したエネルギー等の補充をしている所に支局から緊急通信が入る。猫部隊の留守を狙ってヴァルハラのガーディアンが攻撃を仕掛けて来たと。先程の襲撃は陽動だったのか?
急いで支局に戻る猫部隊。敵部隊に包囲された支局を守りながら、敵指揮官機バルドルを撃破することに成功する。しかし機能を停止する直前、バルドルから猫部隊へ通信が入る「お前逹は揺らぎの蝶なのか?」と。
ヴァルハラの正体とは?揺らぎの蝶とは?謎を増しながら第三話へと続く。
●第3話 奈落の眠る島
撃破した敵機から得られた情報により、次の攻撃目標が、敷島皇国領海にある小島に眠る、旧世紀の奈落兵器である事をつかんだ猫部隊は、迎撃のため出撃する。
島の海岸線で待ち受ける猫部隊の前に現れたのは、ネプチューン級とカバリエ級を主力とした総数120機もの大部隊だった。
さすがの猫部隊も苦戦を免れないと思われたその時、猫部隊のシャレード級が放ったミサイルの雨が敵部隊を襲う。
凄まじい攻撃の前に為す術もなく撃墜される敵機逹。
結局残ったのは指揮官機のエーギルと、竜型のマシンザウルス級のみ。その2機も猫部隊の総攻撃を受け撃破される。
こうしてあっけなく防衛戦は終わり、猫部隊は勝利したのだった。
●第4話 敵基地攻略戦
支局長とオペレーターAI不在の状況の猫部隊に、エウレシア大陸山岳地帯で発見された、ヴァルハラの基地攻略の指令が下る。
エウレシアに飛んだ猫部隊を待ち受けていたのは、雪と岩場で見通しの悪い地形と、迎撃のため出撃して来た敵部隊だった。
副支局長の拙いオペレートに足を引っ張られながらも、敵を撃破し基地内部に突入した猫部隊は・・
基地の管理者である指揮官機ティールを倒し、基地の制圧に成功する。
しかし任務の成功に一息つく猫部隊に、副支局長から通信が入る「メンテ中のAIが何故か再起動しない」と。
●第5話 運命の選択
前回、攻略した敵施設の調査のため、現地に留まっていた猫部隊に支局長から連絡が入る。
AIが再起動しないのは敵にデータを奪われた為で、取り戻すためにはサイバースペースへ侵入しなければならないらしい。
AIを取り戻すため敵施設の装置を使いサイバースペースへダイブする猫部隊。
電脳空間に到着した猫部隊を待っていたのはヴァルハラの使者を名乗る者だった。
彼は自分達の仲間になって未来を守るか、それともこのまま世界が滅びるに委せるか、どちらか選べと迫る。
猫部隊の答えは「どちらも選ばない」だった。
その答えを聞いた使者は、交渉決裂と判断しガーディアン部隊を猫部隊に差し向けると、自らはその場から退散してしまう。
転送されてきた敵を倒し、新たに現れたエリアへと進む猫部隊、そこはガーディアンサイズの古代闘技場であった。
闘技場には2機のマシンザウルスが曳く戦車に乗った、雷撃を操る指揮官機トールが待ち構えていた。
AIの身柄を賭けて闘いを挑んできたトールを倒し、猫部隊は目的を果たすことに成功したのであった。
●第6話 魔槍グンニグル
新たに得た情報から、次の敵がコロニーレーザー砲を製造していることを掴んだ猫部隊は、廃棄コロニーの集積宙域へ向かう。
目的の宙域に到着した猫部隊を待ち受けていたのは、オーディンを名乗るガーディアンと、彼が率いる戦闘部隊だった。
コロニーレーザーを防衛する為に現れた敵と、交戦状態に突入した猫部隊は、敵部隊を蹴散らしオーディンをあと一歩のところまで追い詰める。
しかしその時、強力なレーザー攻撃がオーディンと猫部隊を襲う。
コロニーレーザーによる攻撃は強力であったが、これを加護の力で凌ぎ無傷の猫部隊。
そうとは気付かず、影武者のオーディンによる陽動が成功し、猫部隊に壊滅敵なダメージを与えたと思い込んだ本物のオーディンが姿を現す。
策の失敗を取り戻そうと、猫部隊に闘いを挑むオーディンだったが、策を弄さなければ戦えないような者が猫部隊に正面から戦って勝てるはずもなく、猫部隊は六機目の指揮官機オーディンを撃破したのであった。
●第7話 ラグナロク
内通者がいると言う報告を受けた猫部隊は、調査の結果、副支局長が内通者であることを突き止める。
内通者である証拠を突き付けられた副支局長は、自身が七機目の指揮官機ロキのリンケージであることを明かし、猫部隊に協力してヴァルハラを倒すことを提案してくる。
しかしロキの目的は、猫部隊が受け入れられる物ではなかった。
交渉は決裂し猫部隊とロキは、旧市街地廃墟で戦闘を開始する。
古代神話に登場する怪物の名を持つ巨大ガーディアン達を引き連れ、猫部隊に襲いかかるロキだったが猫部隊によってその野望ごと打ち砕かれたのであった。
(つづく)