特技

ここでは追加される新特技を紹介する。


●アーティフィサーのたしなみ
君は、アーティフィサーの創意工夫の一部を学んでいる:

・アーティフィサーの呪文リストから好きな初級呪文を1つ、そのリストから好きな1レベルの呪文を1つ習得する。これらの呪文には【知力】が呪文能力として作用する。
・この技の1レベルの呪文は呪文スロットがなくても唱えられるが、再びこの方法で唱えるには大休憩を終えなければならない。また君が持っている呪文スロットを使って、この呪文を唱えることができる。
・アーティフィサーの道具を、【知力】を呪文能力として使用する呪文の焦点具として使用することができる。


●シェフ
料理の修行に費やした時間が実を結び、以下の特典を得ることができる:

・【耐久力】または【判断力】の値が1増加し、最大20まで増加する。
・調理用具をまだ持っていない場合、調理用具の習熟を得る。
・材料と調理用具が手元にある場合、小休憩の間に特別な料理を作ることができる。君はこの料理を、4+君の習熟ボーナスに等しい数のクリーチャーに十分な量を準備することができる。小休憩の終わりに、その料理を食べ、ヒット・ポイントを回復するために1つ以上のヒット・ダイスを消費したクリーチャーは、さらに1d8ヒット・ポイントを回復する。
・1時間の作業、または大休憩を終えたとき、君は自分の習熟ボーナスに等しい数のお菓子を調理することができる。これらの特別なお菓子は作ってから8時間持続する。クリーチャーはボーナス・アクションを使用してそれらのお菓子の1つを食べ、君の習熟ボーナスに等しい一時的なヒット・ポイントを得ることができる。


●打撃者
君は敵を打ち砕く術を身につけており、以下の特典を得ることができる:

・【耐久力】または【判断力】の値を1増加させる(最大20)。
・ターンに1回、殴打ダメージを与える攻撃でクリーチャーに命中したとき、その対象が自分より同じかより小さいサイズの場合は、その対象を5フィート離れた空いているスペースに移動させることができる。
・クリーチャーに殴打ダメージを与えるクリティカル・ヒットを出した場合、君の次のターンの開始時まで、そのクリーチャーに対する攻撃ロールは有利で行われる。


●妖術の使い手
前提条件 呪文詠唱または「契約による魔術」の特徴:
オカルト伝承を研究し、自分の中のエルドリッチの力を解放した。
ウォーロック・クラスの中から好きな「妖術」(phb59)を1つ学ぶ。
その妖術に何らかの前提条件がある場合、君がその前提条件を満たすウォーロックである場合にのみ、その妖術を選択できる。レベルが上がるたびに、妖術をウォーロック・クラスの他の妖術に置き換えることができる。


●フェイの接触者
フェイワイルドの魔法に触れることで、君は変化し、以下のような恩恵を受ける。

・【知力】、【判断力】、【魅力】のいずれかが1増加し、最大20まで増加する。
・「ミスティ・ステップ」呪文と、君が選んだ1レベルの呪文1つを習得する。1レベル呪文は占術か心術の系統である必要がある。君はこれらの呪文をそれぞれ、呪文スロットを消費せずに唱えることができる。一度この方法で呪文を唱えると、大休憩を終えるまで、その呪文を再び唱えることはできない。また、君が持っている適切なレベルの呪文スロットを使用して、これらの呪文を唱えるこ ともできる。その呪文の能力値は、この特技によって増加した能力値である。


●戦闘スタイルのたしなみ
前提条件:軍用武器の習熟 

武術の訓練により、特定の戦闘スタイルを身につけることができる。
その結果、君はファイター・クラスの中から好きな戦闘スタイルを1つ習得する。
すでにスタイルを持っている場合、選択するスタイルは異なるものでなければならない。
君が能力値の上昇を付与されるレベルに達するたびに、この特技の戦闘スタイルを、君が持っていないファイタークラスの他の戦闘スタイルに置き換えることができる。


●銃手
君は銃火器を使うとき、素早い手つきと鋭い目を持っており、以下の特典を得ることができます。
・自分の【敏捷力】の値を1増加させる(最大20)。
・銃器の習熟を得る(『ダンジョン・マスターズ・ガイド』の "銃火器 "p267-268を参照)。
・銃器の装填特性を無視する。
・敵対するクリーチャーから5フィート以内にいても、範囲攻撃のロールに不利が生じない。


●呪文修正の使い手
前提条件 呪文詠唱または契約による魔術の使い手
自分の意志を呪文に及ぼして、その機能を変更する方法を学んだことになる。

・ソーサラー・クラスで選択した呪文修正能力を2つ習得する。
君は呪文を唱えるとき、その呪文修正能力値に書かれていない限り、1つの呪文修正能力しか使うことができない。
君が能力値上昇を付与されるレベルに達するたびに、君はこれらの呪文修正能力の1つをソーサラー・クラスの別の呪文修正能力に置き換えることができる。
・君は呪文修正に使うためのソーサラーの魔力点を2点得る(このポイントは君が他のソースから持っている魔力点に加えられるが、呪文修正にのみ使用することができる)。大休憩を終えると、使った魔力点をすべて回復する。


●刺突者
君は、戦闘において貫通する精度を獲得し、以下の特典を付与する。

・【耐久力】または【敏捷力】を1増加させる(最大20まで)。
・1ターンに1度、刺突ダメージを与える攻撃でクリーチャーに命中したとき、その攻撃のダメージ・ダイスを1つ振り直し、その新しいダイスの出目を使う。
・クリーチャーに刺突ダメージを与えるクリティカル・ヒットを出した場合、その対象が受ける追加の刺突ダメージを決定する際に追加のダメージ・ダイスを1つ振ることができる。


●毒の使い手
猛毒を調合して提供することができ、以下の特典を得ることができる。

・毒ダメージを与えるダメージロールを行うとき、毒ダメージに対する抵抗を無視する(耐性クリーチャーにはさすがに効かない)。
・アクションではなく、ボーナス・アクションとして武器や弾薬に毒を塗ることができる。
・調毒道具をまだ持っていない場合、その習熟を得る。調毒道具を使って1時間作業し、50gp相当の材料を消費すれば、君の習熟ボーナスと同じ量の強力な毒を作ることができる。武器や弾薬に塗ると、その毒は1分間、あるいはその武器や弾薬で攻撃するまで効力を保つ。クリーチャーが塗られた武器や弾薬からダメージを受けると、そのクリーチャーは難易度14の【耐久力】セーヴィングスローに成功しない限り、2d8の毒ダメージを受け、次のターンの終わりまで「毒状態」になる。


●影の接触者
シャドウフェルの魔法にさらされたことで、以下のような恩恵を受けることができる。

・【知力】、【判断力】、【魅力】のいずれかを1点増やす(最大で20点)
・インヴィジビリティ呪文と、君が選んだ1レベルの呪文1つを習得する。1レベルの呪文は幻術か死霊術の系統でなければならない。これらの呪文はそれぞれ、呪文スロットを消費せずに唱えることができる。一度この方法で呪文を唱えると、大休憩を終えるまで、その呪文を再び唱えることはできない。またこれらの呪文は、適切なレベルの呪文スロットを使用しても唱えることができる。その呪文能力値は、この特技によって増加した能力値である。


●技能の達人
特定の技能の熟練度を高め、以下のようなメリットを得ることができる。

・選択した1つの能力値を1増加させる(最大20まで)。
・選択した技能1つの習熟を獲得する。
・君が習熟しているスキルを1つ選び、その技能の専門知識を得る。つまり、その技能を使って行うあらゆる能力チェックにおいて、君の習熟ボーナスが2倍になる。選択する技能は、君の習熟ボーナスを2倍にする「習熟強化」などの機能の恩恵をまだ受けていないものでなければならない。


●斬撃者
君はどこを斬れば最大の効果が得られるかを学び、以下の効果を得ることができる。

・自分の【筋力】または【敏捷力】を1増加させる(最大20まで)。
・1ターンに1度、斬撃ダメージを与える攻撃をクリーチャーに当てたとき、次のターン開始時まで対象の速度を10フィート下げることができる。
・クリーチャーに斬撃ダメージを与えるクリティカル・ヒットを出した場合、そのクリーチャーに致命的な傷を負わせ、君の次のターンの開始時まで、その対象はすべての攻撃ロールが不利となる。


●念動力
心で物を動かすことを学び、以下の効果を得ることができる。

・自分の【知力】【判断力】【魅力】のいずれかの値を1増加させる(最大20まで)。
・初級呪文「メイジハンド」を習得する。言葉や身体的な要素なしに唱えることができ、幽霊のような手を不可視にすることができる。この魔法を知っている場合、この魔法をかけると射程距離が30フィート伸びる。その呪文能力値は、この技能によって増加した能力値である。
・ボーナス・アクションとして、君は30フィート以内の見えているクリーチャー1体を「テレキネシス」で突き飛ばそうとすることができる。その際、対象は【筋力】セーブ(難易度8+君の習熟ボーナス+この特技によって増加した能力値修正)に成功しない限り、君の方に5フィート引き寄せるか、君から押しやるかされる。クリーチャーは自ら進んでこのセーヴに失敗することができる。


●テレパシー
他者と精神的につながる能力を覚醒させ、以下の効果を得ることができる。

・自分の【知力】【判断力】【魅力】のいずれかの値を1増加させる(最大20まで)。
・自分の周囲60フィート以内にいる、自分が見ることのできるすべてのクリーチャーとテレパシーで話すことができる。君のテレパシー発言は、君が知っている言語で行われ、そのクリーチャーがその言語を知っている場合にのみ君を理解する。君のコミュニケーションは、そのクリーチャーにテレパシーで応答する能力を与えることはない。
・君は呪文スロットや触媒を必要としない「ディテクト・ソウツ」呪文を唱えることができ、再びこの方法で唱えるには大休憩を終えなければならない。君の呪文能力値は、この技能によって増加した能力値である。2レベル以上の呪文スロットがあれば、それを使ってこの呪文を唱えることができる。

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