ドラゴンレルム東にあるロナーク島
そこではかつて、巨大なドラゴンが闊歩していた。
だが唯一人の農民の女性が、同志を集め、何匹もの竜を討ち取った。
彼女はドラゴンハンターとして伝説になった。
カーガランドはそんな彼女とドラゴンハンターたちが建てた小さな国である。
やがて人々はカーガランドを「ドラゴンハンターの国」と呼ぶようになった。
AI238年6月から始まるこの物語は、SOとしては初めての地となるロナーク島が舞台となります。 今回も連続モノで、この特殊な事情に置かれた国での事件を解決していきます。 |
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キャラクターメイキング・レギュレーション ・初期レベル、キャラクタークリエイト 今回も1レベルからスタートします。能力値はルール通り28点のコストで割り振ってください。そのほかクラスや年齢性別の縛りもありません。(既存キャラを1レベルにダウンして使用しても構いません) ・禁則事項 ・Lサイズ種族は今回は禁止します(ミノタウロス、ケンタウロス) ・背景 今回は一択です。特に出身による縛りはありません。自由に設定してください。
物語スタートは、カーガランド当主であるオリジェナ女爵より、 人手不足を補うためフリーランダーズのギルド支部設立を要請されます。 そこで最初のギルドメンバーとしてやってきたのが、君たちというわけです。 (当然、現地人という設定でフリーランダーズのメンバー希望ということにしてもよい) ブレッツェル周辺地図。 |
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■カーガランドの知られた創立史 BI400年(約600年程前)まで、この地は隣のドラゴンレルムからやってきた30匹ほどの竜による略奪が絶えなかった。 その竜の中のエイペテラックスという黒竜は、小さな人間のナジール村を酸の息で廃墟にしたほどであった。 BI200年頃、ナジール村出身だったトゥーラ・ブレッツェルという剣の腕が立つ若い女性がいた。その黒竜によって家族を無くした彼女は復讐を誓い、 同志を集って傭兵団「ドラゴンハンターズ」を組織し、竜らを次々と狩っていった。 彼女は最終的に「ドラゴンフェン(ドラゴン沼)」と知られる沼でエイペテラックスを討ち果たした。 その功績が認められ、当時のユマ王国からはるばる使いが来て、彼女をカーガランド女爵位(バロネス)とともにこのロナーク島すべてを統べる権利を得た。 彼女の所属するドラゴンハンターズの本拠も、木組みの砦に過ぎなかったものが立派な城へと建て替えられた。 またシャルウェン信徒らによるカリクサス修道院も近郊に建てられ、いつしかとブレッツェル城の周囲には人が集まり、ブレッツェルは城下町として発展していく・・。 当主のトゥーラ女爵はドラゴンハンターの同僚の一人アトリック・カーティクルと結婚し、整備されたブレッツェル城でカーガランドを統治したという。 さて、400年後の現在のカーガランドは、ユマ王国亡き今もまだ、爵位はディビー家が継いで久々の女性君主であるオリジェナ女爵が統治している。 彼女はこの250km四方の島に新風を注ぐべく、はるばるエルクよりフリーランダーズのギルド支部創設を依頼した。 カーガランドには現在、モンスターなどに対抗しうる人材が極端に不足していたからである・・。 |