リトルキング

主要登場人物(PC)
	アミィ・ガラドネル ナイト、ラグナエルフの女性。インフェルノ騎士団の一員。無愛想だが誠実な騎士である。
	ケイ ハンターの人間青年。5年前はエルク周辺でドルイドとして活躍した（CSNG時代）少年。 その後相棒のごるちょとともに森で狩人としての生活を送っていた。
	ジョシュア・ドラグノフ クレリック、聖スラーナ信徒の人間男性。狂信的とも言えるほどのスラーナ信徒。 ファルディア村へは子供たちの先生として教会で教えている。
	スフィーダ・プルチーノ ハーフエルフ男のシーフ。5年前はケイと一緒に冒険したりした。（CSNG時代）。 ちょうどこの話の直前の記憶のみ失っている。お宝を一人で漁るのが大好きな、調子のいい男。
	ティボルト・ボルク ラカスタ族のレンジャー男。動物的な身のこなしと剣の二刀流を得意とする。 元々エルク街道の巡視員だったが、ファルディア村の危機に、辞表を叩きつけて駆けつけてきた。
	ファン・ロサ 人間男メイジ。各地の魔法アイテムを探求する魔法使い。洞察力があるが、面倒くさがり屋。
	ミディ・アルエット ハーフエルフ女性のウォーロック（魔法戦士）。我儘だが人一倍探究心が強い赤毛の女の子。 自らの魔法剣のバスタードソードを愛用し、そこから黒魔法を繰り出す。

「くそっ　これでは約束が違うではないか！」 ワーグ王のグレイペルトは、狼にも似た唸り声をあげてくやしがった。 だが力む度にさっきやられた傷が痛む・・唸り声はときどき苦痛になった。 薬を探しにコボルドのガートレキップを遣ったが、まだ帰ってこないのにも苛立っていた。 それにしても地下の奴らは、何を考えているか解らなかった。 確かに、この寺院を住処にしてくれることは約束してくれた。 だが・・表の敵を掃除するまでは、安住の地とはならない事実を、 グレイペルトは今、この傷の痛みとともに感じていた・・。

●鍵のかかった部屋 DM：んじゃ、はじまりはじまりー。さぁ、行動どぞーｗ　なんか鍵はどこじゃーってことでおわってるｗ ケイ：スフィーダ６番開けてーってとこだよね DM：ですねｗ　というわけで、そっからこんてぃにゅー ミディ：うん ジョシュア：こうもり傘のお化けを倒して、9番の部屋はあけてないんだ？ DM：9番は、あけたっていうか、毒きのこで外から侵入あきらめた感じｗ ミディ：ですな ミディ「うえーあたしそっちいかなくて良かったー。んで、ここ鍵かかってんだけどスフィーダあけらんない？」 スフィーダ「ハズレくじ引いたことだしこっちは当たりだといいなあ・・」（鍵開けごそごそ だが、スフィーダは記憶喪失の際、技量さえ失ってしまったかのように、鍵開けにも手間取ってしまう。 ミディ「…（ジト目」 そんな鍵のかかっている扉で苦闘している皆をよそに、ケイは他のドアも見に行こうとする。 ケイ「ドアあいてる？」チラッと見ておく ジョシュア「罠があっても知らんぞ・・・！」 DM：あ、これもう開いてますねｗ　アミィやミディを苦しめたキノコが奥に見えるｗ ケイ：なんもなさそうなら７番あけるちょー ジョシュア：これ扉かなんかでしめといたほうがよくない？＜9番部屋 DM：ほい！9番手前のほうは毒キノコの空気からは大丈夫っぽい！　 ケイ：部屋狭そうだし、たぶんモンスターいないだろう ジョシュア「念のためだ・・・」 ジョシュアはケイと一緒にでて、扉を閉めた。ケイは振り向きざま、話す。 ケイ「ここ、色んな種族の気配があるね。狼の足跡もある。」 一方・・ スフィーダ「…錆付いてやがるな」 ようやくスフィーダはなんとか鍵を開ける。そこは小部屋のようで、怪物の気配はなかった。 ジョシュア「お、開いたか！でかしたぞ」 ミディ：あさる ジョシュア：ｗｗ ケイ：勇者の基本ですな＞引き出し DM：捜索20以上で、何かはっけんー！（＆pp+1 スフィーダ：くっ・・ｗｗ ミディ：ちっ ティボルト：さがせー　・・・補正が-1だった^o^ ジョシュア：拙僧もあさる ジョシュア「！！」 鍵のかかっていた部屋で、ジョシュアはあるものを発見した。 ジョシュア「アイアンブルーム・マッシュルームだ！これで薬ができるぞ。」 ティボルト「おお！」 ミディ「でも1個だけじゃ…足りないよね」 ジョシュア「向こうの毒きのことか関係ないのか？」 ミディ「あれは別の種類じゃないの。」 そのとき、ケイがもう一つ鍵がかかっているドアを発見らしく、戻ってスフィーダを呼んだ。 ケイ「スフィーダ。こっちの扉。」 スフィーダ：「おたk・・鍵だとよしきた」 ジョシュア：（なぜ開けるのか・・・そこに鍵がかかっているからさbyスフィーダ、とかいいだしそうだ） DM：★開いた！　ここは寝室のようだ。ベッドの一つに、ザックがある！ ケイ：漁る スフィーダ：（ダイスの）調子戻ってきたよしよしｗ　さて中は・・おっ ジョシュア：あやしげな・・・ ●ガートレキップ、コボルドシーフ現る。 寝室らしき部屋にはいったスフィーダとケイ。 ベッドの上に置いてあったザックを漁ろうとすると・・ 突然、ベッドの下で隠れていた小さなモンスター・・・コボルドが襲いかかってきた！ コボルド「俺のだーーー！さわんじゃねェェェ！」 ケイ「うああああびっくりしたあああ！」 スフィーダ「うおっ…おいこっちだ！　出たぞ！」 スフィーダは危険を察知して、さっそくダガーを構え、コボルドに斬りつけた。 ケイ「あとで情報聞き出したいね」 スフィーダ「ざっくりやったぞ。あとは手加減頼むぞ、ケイ！」 ケイ「撃ちますかー」 ケイは相手を殺さないよう、足に狙いをつけて、クロスボウを放つ。 見事にそのコボルドはあまりの痛さに気絶してしまった。 ミディ「えっ、何か出た？…ってコボルド一匹？」 スフィーダ「びっくりさせやがって…」（とりあえず拘束ー ジョシュア：「しかし・・・なぜかぎかけられた部屋にコボルドが・・・」 コボルドをスフィーダが拘束していると、他の連中も騒ぎを聞きつけてやってきた。 ティボルト「なんだなんだ」 ジョシュア「よもや・・・閉じ込められていた？」 コボルド「ちがうわい・・俺がたまたま宝ありそうなんで・・きただけだい。そしたら・・狼とかへんな傘がいるじゃねーか、くそう」 ジョシュア「うむ。いたようだな・・・でそこの鍵はどうしたんだ？」 コボルド「へへへ、俺は腕のいい盗賊だから開けたのさ。そして誰も入ってこれないよう、閉めたのさ。おまえらの足音がしたから」 ジョシュア：（なんとなくスフィーダと見比べます DM：ｗｗ そのコボルドは、名前をガートレキップというケチなシーフのようだった。少し前に、この寺院を見つけて家探していたと言うが・・。 ティボルト「この建物、どの程度調べたんだ？」 ガートレキップ「はしっこから調べようとしただけだ。だからほとんどこの部屋が最初だったんだ。・・・傘のおばけは・・おまえら倒したっぽいな、ふー」 だがジョシュアは、コボルドとはいえ、その言葉に何やら嘘くささを感じていた。 そして睨んでいると、スフィーダはジョシュアを見た。 スフィーダ：「…ん？　なんだ怖い顔して」（視線には気付いていないようです ジョシュア：「ほほう・・・ところでこの荷物（ザック）はなんだ？」 DM：「だから・・俺のだってー！」 スフィーダ：「って、なんでお前真っ先に来たならその傘っぽいのを知ってるんだよ。あれは入らないと見えなかったぞ」 ガートレキップ「う・・・そそれは・・・（冷や汗」 ジョシュア：うそをついてるようだと目配せします ミディ：コボルドだしブルームのことはあんまり期待できねーな DM：焦るコボルド・・さぁどうする！ｗ　尋問するなら、威圧とか交渉でｗ ジョシュア：（うそをついてる理由があるってことなんだろうが・・・ ミディ：ほう スフィーダ「第一一匹狼ならぬ一匹コボルトだ？　お前ら群れて何ぼだろ」 ガートレキップ「そ、それは・・」 明らかにコボルドは群れでないことを指摘されて、焦りだした。 ミディ「ふーん、そもそもあんたこの状況わかってるのかしら、縛られて冒険者に囲まれてるとか」 アミィ「私がにらみましょうか？」 ミディ「あたしとしては無益な殺生とかしたくないし？ここに関してあんたが知ってる情報吐いてくれたら逃がしてあげてもいいと思ってるんだけどなー（にっこにこ」 ジョシュア（その笑みがこわい・・・ ミディの威圧を含めたその笑顔に、さすがのガートレキップも恐怖した。 ガートレキップ　「ひぃぃ、すいません、嘘ついてました！・・わ、わかったっす。おれ、グレイペルトの手下っすー。」 ジョシュア「悔い改めよ！」（どーん ティボルト「グレイペルト？」 ガートレキップ「グレイペルト様は・・奥で今負傷している、ワーグです・・」 ティボルト「ほお」 ジョシュア「奥だと？」 ガートレキップ「狼を従えてますが、あっしはここの漁り担当で、薬さがしにここであさっていたのです。」 ジョシュア「なるほど。確かに北の奥にはなんかいそうだ」 ミディ：「ところで負傷って、何が原因？」 ガートレキップ「傘のようなやつにやられて、逃げてきたところでして。」 ミディ「ふむ」 ティボルト「傘に負けたのか・・」 ガートレキップ「あれでも半分はやっつけたんですが・・もう半分は屋根に隠れていたようで」 スフィーダ「ワーグ？　あああいつらか…狼共にはきっついだろうなーありゃ」 ★ワーグとは、狼男のようなノールのもうちょっと野生化した（どちらかというと、狼寄り）のモンスター。それでも一応言葉はしゃべります。 ミディ「じゃああんた、この建物の中詳しい？」 ガートレキップ「あっしはちっとは知ってます～。」 ケイ「表の死体もワーグがやったの？」 ガートレキップ「ああ、人間もやったですー・・そのう、ぼ、ボスに合わせろいうなら、会わせますが・・」 スフィーダ：「使えるものならコボルトでも使いたいところだがなー」（チラッ ミディ：んー、狼男か…交渉するのはまずいかな？＞ALL DM：負傷中らしいとのことですねｗ ケイ：交渉できるならした方が ミディ：個人的には、そのボスの治療と交換条件にこの館の情報を聞き出したい ティボルト：交渉可能なら賛成 ミディ：あーその、負傷中とかどうとかじゃなくて交渉する事によって人間社会で不利なことにならないかどうか、だな ジョシュア：キノコのありかが分かればそれでいいんだけど ケイ：誰も見てないし大丈夫じゃない？ スフィーダ：公衆の面前でもなし、後でまた悪さしたらとっちめるってことでいいようなｗ ケイ：てか既にミディの評価高いとは・・・ ティボルト：そもそもここで悪さしてたの？ DM：まぁ人間を殺したって罪はあるかなｗ　一応社会の罪状的には。 ケイ：ここに着た目的知りたいね ミディ：りょーかい。 ミディ「えーと、あたしたちある薬の材料を探しにここにきたの。で、仲間には僧侶もいるからあんたのボスの治療もできるんだけど。 そこで交換条件。あたしたちと取引した事は他言しない、そして私たちの薬探しに協力してくれれば、あんたのボスの治療をしてもいいんだけど、どうする？」 その交換条件に、ガートレキップも目を輝かした。 ガートレキップ「ほんとか！　・・よ、よし、ボスにあわせる。こっちも薬探していたとこ。ついてくるよろし」 一行はこの怪しいコボルドについていくことにした。とにかくマッシュルームをもっと探さないことには、ここへ来た意味がないからだ。 スフィーダ：一応周りに気を配っておきます・・影からこっちに襲い掛かってきそうな気配とかないか警戒警戒 ティボルト：交渉はおまかせ ケイ：（今更だけど、ガートレキップって名前？ DM：名前ですｗ　コボルドシーフ＜名前 DM：グレイペルトも名前ーｗ ジョシュア：グレイペルトってワーグの王様なんだ （まぁこれは「狼界の王」という意味でしかないですがｗ ●狼王との交渉 ガートレキップに奥の部屋まで案内される。 そこには、傷ついたワーグの王が、そこにいた。 グレイペルト「それで・・・何のようだ・・はぁはぁ」 ガートレキップ「すいません・・こいつらが・・ボスと交渉したいと言ってきて。治癒の魔法をかけてくれるかわりに、ボスの持っているやつを欲しいそうです。」 ミディ「交渉の条件はこいつにもう話したわ」 グレイペルト「ふむ・・俺を癒してくれるのか・・それで、欲しいものとは、なんだ？」 ジョシュア「このキノコを探しているんだが？」 ジョシュアが、さっき拾ったキノコをひとつ取り上げ、ワーグ王に見せる。ミディも前に出て、キノコを指し示して言う。 ミディ「こんなキノコなんだけど、ここらへんで見なかった？」 グレイペルト「・・・ほう、それならちょうどここで拾ったのを10束くらい持っている。食べようかと思ったが、どうにもまずそうでな。」 ジョシュア「お、あるのか」 グレイペルト「だが売れそうなのでとっておいた。よし、交換・・といきたいが、治癒の他に、もう少しだけ頼まれてくれるか。」 ジョシュア「・・・？」 ケイ「聞くだけでも」 ミディ「頼みごと？厄介事はこれ以上ごめんなんだけど、聞くだけ聞いてあげる」 ワーグの王は、値踏みするように目を細めて、言う。 グレイペルト「俺らはここに安住の地としたい。そこで、おまえたちに、あの・・蜘蛛を倒してくれれば、約束どおりそのキノコをすべてやろう」 スフィーダ：「げっ…蜘蛛ならさっき閉じ込めてきたけどそれじゃ駄目なのか？」 グレイペルト「とりあえず・・なおしてくれ・・。痛くてかなわん。」 ジョシュア：蜘蛛？そんなのいたっけな ミディ：３番か ティボルト：10束で足りる？ ケイ：蜘蛛は避けられないか DM：一応、10束もあればもう十分な量なのは判明してますｗ ミディ：あいあい ティボルト：蜘蛛を倒すか、こいつを治療せずに倒すか、か！ DM：うむｗｗ ジョシュア：うーむ。どうする？ ミディ：蜘蛛でいいんじゃないかなー個人的には DM：ファン「こいつも倒さない？」　とか言いそうｗ スフィーダ：ファンｗｗｗ ティボルト：ｗｗｗ ミディ：でも狼の治癒は帰り際ギリギリな ケイ：３番は扉開けてその場で焚き火すりゃ煙で死なないかな ミディ：よし燻すか ジョシュア：クモを倒すかどうかじゃなくて、ここに棲みつきたいってことは大丈夫なのかね＜ワーグたちが ケイ：（蜘蛛ってガスとかに弱かったはず DM：それでいきますか？ｗｗｗ ティボルト：では蜘蛛で ミディ：街に戻った時に「なんかやばそうなのが住み着いてるみたいだから回避した、近寄らない方がいい」とでも言っておけばいいと思うよ ティボルト：そうだね。でも帰りにファンが火つけていくんでしょう？ ミディ：ファンｗｗｗｗｗｗｗ ケイ：ファンｗｗｗｗ ジョシュア：こいつらが勢力拡大しないとも限らないよね・・・ ミディ：うん。スラーナの戒律的にはどっちがいいのかしら。敵対勢力は容赦なくむっころすか、危害を加えないのなら黙認するかっていう ジョシュア：ここは領地の線引きみたいな契約を交わしたほうが良いかもしれない。しかし、それは拙僧がやっれることではないという気がする ミディ：そだね スフィーダ：ここって街道とか近いんですっけ　人里からあんまり近いなら勢力拡大があるとまたやっかいになりそうな・・ですなあ線引きとかここから出てこないこと！ができれば 交渉はひとまず落ち着きそうになった。 ミディ「領地の線引きとかそんなめんどくさいことは上に任せておけばいいのよ！」 ファン「とりあえず、蜘蛛をなんとかします？それとも。。やっちゃいます？」 ミディ「蜘蛛を倒してくるのはいいわ、でもこっちからも追加条件。人間には悪さしないって約束してくれる？」 ジョシュア「じゃあとりあえずだ、人を襲わない家畜を奪わないってあたりでどうだろう」 グレイペルト「ふん、良かろう。ただしここへ侵入してこなければ・・だがな。」 ティボルト「ああ、防衛目的なら構わないだろう」 ミディ：「わかったわ、街に戻ったらここにはあんまり近づくなって噂流しといてあげる」 ジョシュア：「それはこっちでも注意しとくよ」 グレイペルト「契約成立・・だな。ではお手並み拝見といこう。蜘蛛はいまいましくてな。」 スフィーダ：「んじゃいっちょ蜘蛛退治と…でっかい蜘蛛か…」 スフィーダは、嫌な経験を思い出した。あれは確か、エールやリューズたちと出会った時だ・・。 ●蜘蛛との戦闘 ミディ：んじゃー３番の前で焼き芋しようか ケイ：はーいｗ DM：ｗ　皆さんコマをー。 ジョシュア：魔法のクモって何？なんでそんなのがここにいるのｗ DM：なぜだろう！　どうしてなんだろう！ｗ ティボルト：ｗｗｗ ミディ：ああ… DM：とりあえず、さんま焼く感じで、いきますかね？ｗ　ばたばたとｗ ミディ：はいｗｗｗ ジョシュア：あ、わすれるとこだった。キュアマイナー！＞グレイベルド ミディ：あ、それあとｄ DM：グレイペルト「ふ・・さんくす」 ミディ：ｗｗｗ DM：あ、ダイスふてくださｗ ミディ：まぁいいか（ ジョシュア：ああ、そうだったｗあとで DM：あいｗ　さて、もやすと・・・突然！この塔の屋根部分から、ぼこっとなにかでてきたー！！ｗ ジョシュア：おや・・・ ミディ：なんということでしょう スフィーダ：（ズームアウトしたら死体がぼこっと出てきたのかと思ってしまったｗ DM：庭に着地！！　ずさささ ティボルト：蜘蛛だ 突然、階上から皆の後ろに着地したジャイアントスパイダーに、みんなたじろぐ。 スフィーダ「…っておいそっちかよ！」（ダッ ミディ「１匹？」 ケイ「いっぱい降ってこられてもこまるけど」　 素早く動いたのは、ティボルトであった。両手にダガーを構え、走りよって突き刺そうとするが、蜘蛛は素早く避ける！ だがその着地点を予想してか、スフィーダが反対側から回り込んでおり、後ろから不意打ちを狙った。 スフィーダ「隙有り、とな！」（お腹ざっくー 見事スフィーダのショートソードが蜘蛛の身体を切りつける。 重傷になった蜘蛛は反撃しようと、ティボルトとスフィーダ二人を噛み切ろうとするが、二人も素早く避けた。 スフィーダ：「同じ手を二度食うか…よ！」（バッ そこへ狙いを定めたケイが、クロスボウでとどめをさした・・。 ジョシュア「ふむ・・・意外とあっけないものだな」 ケイ：あっさりだったね DM：ばたんきゅーｗ　（蜘蛛はひっくり返って死んだＷ　 ミディ：一応他になんかないかけむいけど３の部屋漁りましょうかね ケイ：うん ミディ：グッドアドバイザーあさり！ スフィーダ：「ま、俺が本気出せばこんなもんだよな…っておい待てそれは俺が先だ！」（漁り参加 ミディ：なんか酒樽見えるわｗｗｗ ケイ：あ ティボルト：なんか狼移動してｒ DM：ティボルト、知覚！ｗ ジョシュア：グレイベルドがどんどん逃げていく DM：ん・・今廊下を、マジで狼一族らが通って行ったような・・！ ジョシュア：よし！看破ビームＯＫだ！ スフィーダ：なん・・だと・・なんだか嫌な予感 ●逃げる狼王 皆が蜘蛛を倒して意気揚々としている間に、ティボルトは妙なにおいに気がついた。北の壁向こう・・ 見ると、なんとグレイペルトと、部下のガートレキップ、それに手下の狼ら一行が、ここから逃げようとしているではないか！ ミディ「は？狼逃げた？だから治療は後にしなさいって言ったでしょうがああああ！？」 ティボルト「とりあえず、追うぞ！」 幸い、壁の割れ目で彼らの姿が確認できた。グレイペルトの姿を確認したジョシュアは、さっき治癒魔法を使うのではなかったと悔やんだ。 グレイペルト「ふふふ、礼を言うぞ。えせ僧侶！」 ジョシュア「えせだと！貴様だましたな！！」 スフィーダ：「ちょ、待て糸が足にくっついた…！」（格闘中 グレイペルト「俺たちを殺る気満々だったのは見え見えなんだよ！」 そんなジョシュアとやり取りしていた狼男に向かって、ケイが冷静にクロスボウを構えて、彼の脚を狙った！ 矢は命中し、脚をやられたグレイペルトは思わず転倒してしまう。 グレイペルト「うぐっ！・・この！」 ジョシュア「くそっ、やはり魔物は信じてはいけなかったのか。。」 ごるちょ「噛んでいいちょー？」 ケイ「ごるちょ。レキップくんを噛み噛みしちゃって」 ガートレキップは悲鳴をあげて、ごるちょから逃げる。さすがの素早さは、ごるちょでも追いつけなかった。 部下がやられている間にグレイペルトは起き上がり、全速力で屋敷から逃げようと試みる。 ・・が、それを遮る者がいた。 ミディ「逃がすかぁ！」 グレイペルト「ちぃ、小娘が！」 スフィーダ「アイツ（ミディ）がいるなら次で追いつけるな…」（ダッシュ準備 ティボルト「カニングフォックス！」 いつの間にか、正門から反対側を通って出てきたミディが立ちふさがっていた。 そしてティボルト、スフィーダも追いつこうと、とんでもない技を駆使することになった。 DM：ぴょい！ティボルト、これで壁抜け楽勝ｗ（狐のような身軽さになれる、レンジャーの技）ｗ ジョシュア：飛んだ！？ ティボルト：おしまいー DM：スフィどぞ！ スフィーダ：アクロバットランで壁を登ることって可能です？ DM：そのためのアクロバットランですｗ スフィーダ：んではここまで移動してアクロバットラン飛び越え！ DM：はい！ ジョシュア：ＮＩＮＪＡ！ DM：あ、おわりかな？ｗ　判定はいらずですよｗ スフィーダ：（移動使い切ったのでここで終了っぽい？　次どぞ！ DM：はーい、つぎーｗ　1の先生ｗ ミディ：アイエエエ！？ニンジャ？ニンジャナンデ！？ ティボルト：ｗ スフィーダ：（NINJAｗｗｗ　ただのしーふだよ！ ミディ：ｗ ミディ：ニンジャスレイヤー書籍化したよ！日本よ、これがニンジャだ！ ケイ：ワザマエ！ DM：これが今回のイラストっぽいｗ ミディ：まじで（ ジョシュア：全力移動でココマデ！ スフィーダ：（ちょｗｗｗｗｗ　前回の挿絵さすがでした ミディ：あれはひどい（褒め言葉 DM：ｗｗ ジョシュア：ｗｗｗ ケイ：パジャマかわいかったね！ DM：うむｗ 残した狼は、アミィとファンが相手になっていた。 アミィはロングソードで斬りつけ、ファンはお馴染みのスリープで、狼らを倒していく。 それに負けじと、ごるちょもガートレキップを噛み付いて重傷にさせた。 ガートレキップ「ぎゃああ！こ、この蝙蝠こわいいいぃ」 ケイ「ごるちょ頑張ってるね」 だがケイはごるちょが前へ出すぎて、狼王に近づいてしまっていたことを後悔した。 ケイ「しまった！後ろ下がらせるんだった」 ガートレキップで少し手傷を追っていたごるちょは、次の一撃であわやというところで、狼王の攻撃を避けた。 だがその狼王めがけて、反対側にいたミディは、魔法を唱え終えようとしていた！ ミディ「人との約束を反故にしたらどうなるか、教えてあげる！＜アイシースキュア＞！」 ミディの冷気魔法を見たのが、狼王の最後であった・・。 ケイ「ごるちょ偉かったよー」 抱きついて傷ついたごるちょに軟膏を塗るケイ。 そしてボスが倒された事で、ガートレキップもたまらず降伏する。 ミディ「…こいつ、殺していい？」 ガートレキップ「ひぃい・・命だけは・・！」 ジョシュア「しかし、こいつは逃げていいことなどあったのだろうか。むむ～」 ティボルト「それより、おい！アイアンブルームはどこだ？」 スフィーダ　「まぁ待てよミディ。一応聞くことは聞いとこうぜ、それからでも遅くはねぇよ。なあ？」（コボルトじろり ミディ「…む、しょうがないそれまで待ってあげる」 ガートレキップ「ひぃぃ、助けて・・キノコは・・こちらです！」 ティボルト「・・ふむ」 降伏したコボルド盗賊の案内で、一行はさっき狼王がいた部屋の階段下の地下倉庫のような場所へ案内された。 ジョシュア「なんと・・ここにあったのか」 ケイ「意外とカラフルなきのこだね？」 スフィーダ「おい他のはだめだ、アンブラの実まであるじゃねーか。麻薬だぞ」 ティボルト「これ、麻薬なのか・・？」 ジョシュア「うむ。燃やそう」 ティボルト「・・燃やしまくりだな」 こうして、地下室だけはすべて燃やして、一行は屋敷を後にした。 スフィーダ「おんぼろ教会にアンブラが溜め込んであったとか…なんつーか、色々と匂うな…」 ジョシュア「そうだな・・・」 ティボルト「きっと過去に不幸な体験があったに違いない」 ミディ：「あー、材料はみつかったけどなんかすっとしなーい！」 アミィ「でも急いで戻らないと、また病気の犠牲者が・・」 ジョシュア「ああ、捕らえたコボルドは、アミィに任せるよ」 アミィ「村へ連行しましょう。それは私に任せてください。」 ミディ「連行したら、こっちが交渉したのがばれそうなのでやだ。」 アミィ「まぁ、現行犯とはいえ、軽犯罪ですからね・・・逃がしていいかとは思いますが」 ティボルト「見逃してやっても良いんじゃないか」 ガートレキップ「もう二度としやせん！」 ティボルト：「ほら、こういってるし」 ミディ：「２回…したくせに…（にらみつける　こうげき！」 ガートレキップ「ひぃぃい」ｗ ガートレキップは恐ろしさのあまり縮こまる。もうすっかりミディに対しては恐怖の対象であった。 ジョシュア：「そうですな。その後のことは知りませんが・・・」 「・・死のうがどうなろうが」とジョシュアは心の中で続けそうになったが、口に出す事だけは避けた・・。 スフィーダ：（じー（コボルドを看破攻撃 DM：まぁびびりまくっている。悪さしようがないようにみえるｗ ケイ：スフィーダが「じー」をする側になるとは DM：ｗｗ ミディ：ｗ ジョシュア：わたしも看破 スフィーダ：グッドアドバイザー忘れた＾ｐ＾　ってちょｗｗｗ ジョシュア：ｗ スフィーダ「…な、何だよ、俺だって疑いの眼差しぐらい向けるぞ…！」 ティボルト：きのこ持って逃げてたならまだしも、ただ逃げたかっただけみたいだしなあ DM：うむ、こいつはもうさすがに白っぽいｗ ミディ：しかたないにゃあ… DM：では、村へ帰りますかね？ｗ ミディ：かえるー！ ティボルト：帰ろう ケイ：かえろー ジョシュア：なんか将来に禍根を残すんじゃないかとビクビクしてるｗ スフィーダ：同じく・・ｗ　何か後腐れしそうな ミディ「帰るー！帰って飲むうううううう！！！！」 ジョシュア：「疲れましたな・・・いそいで帰りましょう」 結局しきりと反省するガートレキップは釈放し、帰り道を急ぐことに。 こうして、3日後・・村からは出て一週間になったが、ようやく戻ってきたのであった。 幸い、薬はすぐローラさんの手で、作られ・・そして黒死病患者は回復する兆しが見えてきたのであった。 村は薬の原材料を持ってきたこの新しい英雄たちには徹夜でのお祭り騒ぎとなった。 ミディ「お酒～！　あ、その前におふろぉ…」 スフィーダ「年頃の女の第一声が酒かよ…」（雄たけびのミディを眺めつつてくてく ミディ「そういえばお酒で思い出したけど、ファン、出発前に買った酒持ってた…よね？（にっこり」 ファン「あー。。。使わなかったけど、飲む？」 この時から、ミディは毎晩の飲酒地獄が始まった・・。 ●エピローグ 薬剤師ローラの手によって調合された薬によって、病魔の村ファルディアは一変した。 それから三日後には、ファルディアの戒厳令が解かれ、人の往来も以前のように自由になったのである。 そんな活気を取り戻しつつあるこの村に、新たな商売を始めようとやってきた青年がいた。 「よし、ここで魔法エンチャント屋をやろう」 その青年―リューズはこの場所が珍しい鉱石や質のいい木材、それに静かで良い場所だと聞き、やって来ていた。 実はエルクで情勢不安になり、友人が次々出世していく中で、将来を少し見据えて自立しようという意味で、 彼はこんな片田舎までやってきたのであった。 そして、エンチャント屋を開くことになった。 だが偶然というか・・・店を開いた数日後には、記憶を失ったスフィーダが転がり込んできていた・・。 リューズ「やっと封鎖が解けたから来てみたけど…なんでまたおまえが来るんだよー！」 スフィーダ「あ、薄情だなお前！　もっとこう感動してくれたりしてもいいんだぞー？」 リューズ「だからって、なんでうち来るかな・・・」 そのとき、二階から降りてきたケイとごるちょ。彼らは昨日の夜ずっと飲んでいたミディを心配して、 朝の今になって見に来たのであるが、懐かしい顔がいたのに驚く。 ごるちょ「ちょー!」 リューズ「ん…その隣の蝙蝠…っつーか、ごるちょ？」 ケイ：「あ、やっぱり覚えててくれた。ひさしぶりー」 リューズ「ああ、ケイか、随分でっかくなったな、久しぶり。俺はしばらくこの村にいるから、装備作る時は声掛けてくれよ」 スフィーダ　「ちょっとところどころ記憶飛んでるけどこうしてまたお前の飯が食えるし…っておう、そうだケイとも偶然再会してなー」（ごるちょうりうり ごるちょ「ぢょー（野郎に撫で回されて喜ぶ趣味は持ってないちょ）」 ちょうどそのとき、隣のカウンターで寝ていたはずのミディは、スフィーダの言葉を一部だけ、確かに聞いて目を覚ましていた。 ミディ「お前の飯が食える！？　え、ちょ…あんたらもしかして、デキてんの？」 （つづく） そして後日談であるｗ

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