DD猫団リプレイ
ドラゴンランス:緑盾団の軌跡

第9話「カラマン激震」


PCメンバー「グリーンシールド(緑盾)団(LV9)

シエロ・パラツォピオベ
(TERA)
ヒューマン:ソラムニアの従士

ローグ1
モンク7
ウォーロック・へクスブレード1
AC17 HP51 受動知覚16
プリンス
(てまだ)
ヒューマン(上位魔法の塔の魔導士:ヌイタリ)

ソーサラー1
ウィザード6
ウォーロック2
AC14(17) hp44 受動知覚11
ライストメン
(NOMU)
ウッドエルフ:犯罪者(活動家)

バーバリアン(トーテム)9
AC22 hp93 受動知覚14
グローサー・ハークン
(TAO)
ヒューマン:海賊

ファイター1
クレリック1
アーティフィサー7
AC18(20) hp59 受動知覚14
 
ラオ・ウィロー
(ごしま)
ヒューマン:隠者

ソーサラー7/クレリック2
AC16 hp53 受動知覚11

★その他のNPC

  リドミア・カジェル(棍棒)・アイアンスマイル
PCらの恩師イスピンの冒険仲間の女ドワーフ。傭兵団「鉄壁連隊」の隊長だったが、今はカラマン軍に編入されている。
  ダレット・ハイウォーター
故ベクリンに仕えていた騎士見習い。PCらの連絡係となっていたが、最近騎士に昇格。
ネズトラ・ヴェンドリュー
カラマンの防衛軍司令(将軍)。人間女性。
タティーナ・ルーケルダスト
カラマン郊外に住む奇抜な機械発明に熱心なノール。
  バカリス・ウス・エスタイド
カラマンの最古の貴族エスタイド男爵。街の評議員の一人である。息子を自らの作戦ミスで失ったばかり。


浮上する古代都市群


ドラゴン軍の拠点となっていた「名もなき都市」は、空中に部分浮上しだした。
決死の思いで都市の中央塔から空中脱出した緑盾団は、谷の門で陽動してくれた味方の軍勢と合流する。

浮遊都市は、ゆっくりと南下しているようだ・・・やはり目的地はカラマンか!



手持ちのドラゴネルに乗って上空から偵察に行こうとするも、そこにはしっかりとアンデッドのデスドラゴンが見張っていたのだ!


急いで味方の軍勢と共に帰投しなくてはならない。一番早く帰すには、一番近くの魔法のポータルを使用することだ。確かカラマンまでつながっているポータルが10㎞先にあった。


さっそく、ドラコニアンらの追手が!しんがりを務める緑盾団がなんとか遮る。

■ポータルの守備

射方の軍勢は率いるダレット含め200人ほどいたが、彼ら全員をポータルにくぐらせなければならない。
最後の一人がくぐるまで、緑盾団は敵から彼らを守らなくてはならなかった!


最初の波で、大量にドラコニアンが来る!



そして第二波で、人間らのドラゴン軍の兵が押し寄せてきた。



最後の第三波は、ゾンビアンデッドの大軍であった。あのデスドラゴンもお目見えする。
緑の盾団はなんとか味方を守りつつ、最後にポータルをくぐった。

カラマン防衛戦


カラマンにたどり着いた緑盾団と兵らは、ヴェンドリュー将軍に報告し終えると、さっそく都市の防衛に全力を投じることになった。前代未聞の浮遊要塞が攻めてくるという噂がたちまち都市に駆け巡ると、不安な市民らは混乱し、戒厳令が敷かれる有様であった。



裏通りでは、さっそく潜入してきたドラコニアンたちがいた!



その中で、カラマンの門でひとつの騒動が起きる。
外からも難民がここに押し寄せてくる中、警備隊長が門を閉めて受け入れを拒否したのである。



緑の盾団が混乱を沈めようと門から外へ出るが、その時後ろから門が閉じてしまう!
どうやらそこにバカリス卿が現れ、門を閉じるよう命令したのだ。

そして、手下となったドラゴン軍兵に、緑の盾団を捕らえるよう命じたのだった!?


裏切りのバカリス卿!理由はわからぬが、ドラゴン軍に鞍替えしたようだった!



さらには、ドラゴネル率いたドラゴン軍の精鋭兵が空から敵の援軍として現れる。そのうちの率いている中央の一人は、赤い鎧で身を固めた隊長らしき姿がそこにあった・・・。

バカリス卿は、彼らと一緒に外へ合流して行ってしまう。ドラゴン軍と戦っている最中、この赤い戦士が気になる緑の盾団。


そこでヘルメットをとったその姿は・・・なんと、死んだはずの小バカリスであった!彼は生きていたのだ!ただし、敵のドラゴン軍の空軍隊長になっていた!?

バカリスの小隊の目的は、父親との合流であったようだ。ドラゴン軍は見事なまでに門から撤退した。まるでいつでも落とせるぞといわんばかりの余裕さであった。

なんとか父バカリス卿だけは逮捕し、司令部へ戻った緑の盾団は、ヴェンドリュー将軍に「直接、敵の本部を叩くしかない」と進言する。このまま守備に徹していても、事態は好転しないからだ。

本部とは、もちろんこれから来たる浮遊都市の事であった・・!(つづく)


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