DD猫団リプレイ
ドラゴンランス:緑盾団の軌跡

第10話「ドラゴン卿の執念」


PCメンバー「グリーンシールド(緑盾)団(LV10。ラオは今回休み)

シエロ・パラツォピオベ
(TERA)
ヒューマン:ソラムニアの従士

ローグ1
モンク7
ウォーロック・へクスブレード2
AC17 HP63 受動知覚17
プリンス
(てまだ)
ヒューマン(上位魔法の塔の魔導士:ヌイタリ)

ソーサラー2
ウィザード6
ウォーロック2
AC14(17) hp54 受動知覚11
ライストメン
(NOMU)
ウッドエルフ:犯罪者(活動家)

バーバリアン(トーテム)10
AC18 hp113 受動知覚15
グローサー・ハークン
(TAO)
ヒューマン:海賊

ファイター1
クレリック1
アーティフィサー8
AC19(21) hp73 受動知覚15
 
ラオ・ウィロー
(ごしま)
ヒューマン:隠者

ソーサラー7/クレリック2
AC16 hp67 受動知覚11

★その他のNPC

ソス卿
かつてソラムニア騎士だった男。大変動の元凶となったアンデッド騎士。その力は強大で、密かにカラマン攻略のため浮遊都市計画のために各地で魔法力を奪い集めていた。

  カラドク
元ソラムニア騎士だが、裏切った幽霊。いろんな人間にとりついて、化けて振る舞う厄介なアンデッドである。以前騎士ダルスタンになって緑の盾団を翻弄した。
  カンサルディ
レッドドラゴン卿。戦争で失った眼は魔法の義眼となり、南で戦死した師でもあるドラゴン卿ヴァルミナルド卿に代わり、カラマン攻略に命を賭ける。
  小バカリス
カラマンの貴族の息子。戦死したかに思われていたが、ドラゴン軍に入り、裏切って士官となっていた。
  リーダラ
幽霊の古代エルフ女性。ソス卿と因縁がある。彼を止めるため、ライストメン(nomu)と度々助言をしたりと接触してきた。

いざ浮遊城へ!


都市カルマンの上空目前に浮遊してきた古代都市に、ついに決死の上陸を試みる緑の盾団!




ドラコネルに乗って目指すも、さっそくシヴァク・ドラコニアンらが襲い掛かる!


空のドラコニアンの警戒網を潜り抜けたが、最終防衛ラインには、あの小バカリスが再び赤い鎧を来て赤騎士となって颯爽と現れる!!



だが実戦慣れしてないのか、バカリスはそのままやられて真っ逆さまに・・。


■浮遊城潜入


ついに下方の亀裂から、内部に潜入出来た!
降りると、そこであのエルフの幽霊リーダラが現れる。


リーダラが言うには、ソス卿は上の廃墟におり、彼は地上から奪った”大変動の火”という魔法の火を使ってこの浮遊要塞を動かしているという。
そこで緑の盾団がこの火を消すことができれば、浮遊城はたちまち浮力を失い、墜落するはずだと・・・。

だがそのために強力なソス卿をなんとかしなくてはならない。そこでリーダラはこの先の神殿のどこかにあるという「ミラー・オブ・リフレクテッド・パスツ」なる魔法の鏡をソス卿に見せれば、彼は過去の業を思い出し、そこでスキが生まれるはずだというのだ。

なんとも雲をつかむ話であるが、他に手段がない以上信じるしかない。
猫団はその神殿目指して進むのであった。



そして亀裂からの洞穴から、神殿らしき場所へたどり着く。中では、ミノタウロススケルトン等アンデッドが守っていた!


アンデッドらを蹴散らし、上層へ。そこでは、さらに強力なヴァンパイアもいた!



だがこのヴァンパイア、敵ではなさそうだった。名をロリーウィンウローというケンダーのヴァンパイアだった。ずっと古代からここにおり、久々の珍客に興味本位なだけだったようだ。
そして一行に、ここの様子と、カラドクという幽霊が徘徊していると教えてくれる。
カラドクとは、あの一行を騙したあの男のことだった。


さらに奥には、ドラコニアンたちの集会場になっていた。


そしてその先の墓場の棺の中に、探していた鏡「ミラー・オブ・リフレクテッド・パスツ」を見つける!

■礼拝堂~ソス卿との対峙


ついに信徒のための礼拝堂まで来た。5首竜のタキシスの像がある神殿にて、ドラコニアンたちとの戦闘へ。
中ボスたるオーラクドラコニアンの指揮で緑の盾団の前の立ちふさがるが、これもなんとか蹴散らす一行。


礼拝堂の壁には、秘密の区画が・・その奥は恨みつらみのレイスらが待ち構えていたが、おかげでいくつかのマジックアイテムもゲットする。そして


最上階へ。塔楼ではあのカラドクが待っていた。彼はどうやらソス卿の強大すぎる力に素直にひいてしまい、
今となっては手伝ってしまった事を少し悔いているらしい。


結局彼はいずこへか消えてしまう。

そしてついに浮遊城の中心部へ。その心臓部の炎を見つめるソス卿がいた。
すかさず鏡を出す緑の盾団!・・・圧倒的力で近寄ってくるこのアンデッド騎士に、鏡を向ける。


すると、鏡に自分の過去の罪が映し出され・・・トラウマが一気に吹き出て混乱状態に陥るソス卿!

その間に緑の盾団は、この浮遊城のエネルギーたる大変動の火を消す算段を探していた。
だが答えはまさにドラゴンランスにあった!この善竜神に祝福された武器を持っていたライストメン(nomu)は、火に近づけてみる。。。するとその炎はだんだんと消えていったのだ!

エネルギーの炎を消された浮遊城はみるみる落下しながら崩壊していった!
こうなってはただの古い廃墟にすぎない!亀裂があちこち走り、鏡にとらわれていたソス卿も、足元の崩壊に気づかず、落下していった・・!

■義眼の復讐

カラマンの近くへばらばらに堕ちていく浮遊城・・・それを背に猫団もなんとか脱出に成功する。

だがこれをよしとしない敵が一人いた。ドラゴン卿カンサルディだ!
ソス卿に任せていた計画を台無しにされ、彼女は怒りを緑の盾団へ向けたのだった!
巨大な赤竜とともに!



竜の圧倒的火炎ブレスに散開する緑の盾団! 竜の恐怖の波動には耐えるものの、さすがに力の差を強いられる。


そこでなんとかカンサルディに投網をするグローサー(TAO)。復讐に気を捉われていたカンサルディは、このトリックに引っかかってしまう!身動きできないのをチャンスとばかりに集中攻撃を仕掛ける!


こうして復讐のドラゴン卿はついに倒れた。主を失くした竜はいずこへかと去り、それを見たドラゴン軍も瓦解して撤退していった。
カラマンは、こうして守り切ることに成功したのだった!


緑の盾団は、街から英雄として歓待を受ける。未だに世はタキシス神のドラゴン軍が跋扈しているが、こちらにはドラゴンランスもあり、少なくとも敵の一軍を壊滅させた成功は、なにより大きかった。

そしてその噂はすぐに伝えられた。数日後、南のシルヴァネスティから、使いが来る。


それはグリフォンに乗った一人のシルヴァネスティ・エルフであった。

彼女はシルヴァネスティの王女、アルハナ・スターブリーズと名乗った。王女自ら来るとは、並々ならぬ事態らしい。

それはドラゴン軍を倒した英雄緑の盾団に、シルヴァネスティの危機を救ってほしいという要請であった(つづく)


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