DD猫団リプレイ
ドラゴンランス:緑盾団の軌跡
第11話「シルヴァネスティの呪い」
PCメンバー「グリーンシールド(緑盾)団」(平均LV11:今回ライストメンはNPC)
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シエロ・パラツォピオベ (TERA) |
ヒューマン:ソラムニアの従士 ローグ2 モンク7 ウォーロック・へクスブレード2 |
AC17 HP69 受動知覚17 |
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プリンス (てまだ) |
ヒューマン(上位魔法の塔の魔導士:ヌイタリ) ソーサラー2 ウィザード6 ウォーロック2 ファイター1 |
AC15 hp61 受動知覚11 |
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ライストメン (NOMU) |
ウッドエルフ:犯罪者(活動家) バーバリアン(トーテム)10 |
AC18 hp113 受動知覚15 |
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グローサー・ハークン (TAO) |
ヒューマン:海賊 ファイター1 クレリック1 アーティフィサー9 |
AC19(21) hp80 受動知覚15 |
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ラオ・ウィロー (ごしま) |
ヒューマン:隠者 ソーサラー9/クレリック2 |
AC20 hp81 受動知覚11 |
★その他のNPC
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アルハナ王女 本名アルハナ・スターブリーズ。シルヴァネスティエルフの王女で、ロラックの一人娘。混乱する故郷を救ってほしいと、カラマンにグリフォンで単騎やってきた。 |
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ロラック シルヴヴァネスティ・エルフ王(星の評議長)。かつて黒魔導士からオーブの使用法を教わり、それをシルヴァネスティへ持ち帰った。だが最近彼は「永遠の眠り」とも言われる玉座から決して起きず、呪われた身体になっている。そしてその呪いは、シルヴァネスティ全土を覆っていた。 |
■シルヴァネスティへ
カラマンの防衛線に勝利した緑の盾団だが、世界情勢は未だドラゴン軍の優位にあった。
今は味方を多く得なければ、世界はタキシス率いるドラゴン軍に飲み込まれる寸前である。以前北方で出会ったあのダークエルフのダラマールが言っていたように、エルフの勢力の1つ「シルヴァネスティ」は、今や故郷が謎の森の呪いで混乱に遭い、父であるエルフ王は永遠の眠りという呪いにかかり、ほとんどの民がこういった荒廃した故郷から追われて逃げ出すという危機的状況にあった。
そこでグリフォンと共にやってきたアルハナ王女は、国の宝物庫にある希少なマジックアイテムを進呈する条件に、シルヴァネスティ救援を緑の盾団に要請してきたのであった。

一行は王女のグリフォンとともに、飼いならしていたドラコネルで空の旅へ。
だがシルヴァネスティの森に近づくに従い、薄気味悪い瘴気が森を覆っているのに気づく。
そしてそれは騎乗しているグリフォンやドラコネルにも悪影響を与えようとしていた!
おかげで、突然正気を失い暴れだす騎乗動物たち。一行は動物使いに失敗し、そのまま森へ不時着してしまうのだった!
■呪われた森
森の呪いのせいで操縦不能となった騎乗動物らから降りるしかなく、そのまま徒歩で森を行くことに。

その森の木々のトリエントらも、正気を失って一行を襲うはめに。

ともかく、目指すはエルフ王がいる王宮であった。それには、まず首都シルヴァノストを目指す。

森をさらに進むと、ロットトロル(アンデッドトロル)らが襲撃してくる。
■首都シルヴァノスト

ようやくシルヴァノストの街の門へ着く。そのまま王宮の中へ。
洗脳されたエルフ護衛たちだったが、説得でなんとか中に入れた。

だが、王宮内でも呪いは続いていた・・突然襲ってくる護衛のストーンゴーレム。むしろ、王宮に近づくに従い、その呪いの現象は強くなっていくようだった!

階を登るに従い、呪いは強くなってきた。もはや室内のはずが、巨大な闘技場にいる幻影に捕らわれ、
石化攻撃するモンスター、ゴーゴンに襲われる!

次の部屋では、地水火風様々なエレメンタルの暴走が!
■エルフ王と緑竜
そしてついに塔の最上階の玉座へ。そこでは、確かに大きなドラゴンオーブを握りしめて座ったまま永遠の眠りについているロラック王がいた・・が、PCらの鋭い知覚によって、隣に隠れていた巨大なものが・・!

それはまぎれもなくグリーンドラゴンであった!
この緑竜、名をシアン・ブラッドベインといい、やはりタキシスからの刺客で、ロラック王のオーブの操作をいじって、森全体に呪いをかけるようずっと語りかけていたのだ。
緑の盾団を見るや最初は余裕な態度であったが、ライストメンのドラゴンランスを見たとたん、焦りだす!
「その槍はまずい!ええい、始末せねば!」

戦いが始まると、なんとドラゴンは4つに分身した!?ミラーイメージの強化版のようなものらしい。これもオーブによる副作用を利用したものだった・
こうなっては、例えファイアーボールで連発しても、幻なら無駄打ちになってしまう!
なるべく2体以上狙う範囲攻撃で最初は展開する作戦に。

だが2ラウンドめで、偶然当たりを引く(1d4→1)そのラウンド間でありったけボコる緑の盾団だった!w
緑竜はなんとか倒したが、エルフ王は眠ったままだ。だが娘のアルハナが父を揺り起こすと、王はついに目覚めたのであった。

長年の眠りから覚めたロラック王は、ドラゴンオーブを緑の盾団に託す。
それまでの事は、しっかりと「見えて」はいたらしい。だがどうにもならず、苦悶の日々だったという。
彼は己の能力を過信したばかりに、実はオーブの同調に失敗したようなのだ。そこをあの緑竜に狙われてしまったのだった。
こうして、シルヴァネスティの森全体を覆っていた呪いが解けた。
ロラック王とアルハナ王女は緑の盾団に感謝し、対ドラゴン軍への援軍を約束した。ひとまずオーブの呪いで荒廃したシルヴァネスティの立て直しには時間がかかるが、それでも希望の一つが灯ったのであった(つづく)
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