DD緑盾団リプレイ
ドラゴンランス:緑盾団の軌跡

第13話「竜の卵」


PCメンバー「グリーンシールド(緑盾)団(平均LV13 今回ラオは欠席)

シエロ・パラツォピオベ
(TERA)
ヒューマン:ソラムニアの従士

ローグ3
モンク8
ウォーロック・へクスブレード2
AC18 HP81 受動知覚17
プリンス
(てまだ)
ヒューマン(上位魔法の塔の魔導士:ヌイタリ)

ソーサラー3
ウィザード6
ウォーロック2
ファイター2
AC15(16) hp68 受動知覚11
ライストメン
(NOMU)
ウッドエルフ:犯罪者(活動家)

バーバリアン(トーテム)13
AC18 hp157 受動知覚16
グローサー・ハークン
(TAO)
ヒューマン:海賊

ファイター1
クレリック2
アーティフィサー10
AC19 hp95 受動知覚16
 
ラオ・ウィロー
(ごしま)
ヒューマン:隠者

ソーサラー11/クレリック2
AC20 hp95 受動知覚11

★その他のNPC

  ネズラー
中窪村の村長。一見中年女性に見えたが、その正体はブロンズドラゴンであった。
  トード
元はヒューマスターとしてソレース占領を指揮したホブゴブリン。いつのまにかドラゴン卿に。ただし騎乗する竜はまだない。

北方からの使い



カラマンに帰ってきた緑の盾団だが、さっそく北方から緑の盾団に会いに、なにやら使いが来たと知らせが入る。



その北方は、以前緑の盾団が立ち寄った、高き狩場にある「中窪村」の住民であった。
どうやらブロンズドラゴンの村長が君たちに至急会いたいという。・・どういう事なのだろうか!?

■中窪村にて


以前発見したポータルを駆使し、一気に中窪村まで急ぎやってきた。中央部に行くと、村長竜のネズラーがなにやら怒っている!


理由は、以前緑盾団が持ってきた卵だが・・最近になって孵ったのだという。

だがその卵から産まれたものは・・竜ではなく、ドラコニアンだったのだ!

確かにこの卵はPCたち緑盾団が敵陣の砦から奪ってきたものだった。
ともかく、ネズラーに疑われてもしょうがないので、その卵のあった腐肉潟駐屯地へ向かうことに。
確か以前、ドラコニアンたちが金属竜の卵を奪い、ここに集めていたからだ。



その腐肉潟駐屯地は、天の涙と呼ばれる台地にあった。
中窪村の民からはすぐ行けるよう、また飼いならした飛行竜ドラコネルを人数分くれたのだ。



駐屯地にいるドラコニアンたちを蹴散らす。だが、ここにはもはや卵の痕跡はなかった。
どうやら竜の卵は、ここを仕切っていた黒竜アヴェドシメッシュによって別の場所に持って行かれて管理されているという。

最近ではこの黒竜は魔法に目覚め、自らいろいろな魔術を試すためにノルドマールの湿原の中にある住処に籠り、卵を管理しつつ魔法実験を行っているというのだ。


■黒竜の住処へ


ドラコネルで一気に西のノルドマール大湿原まで飛ぶ緑盾団。
広い湿原だが、隠す気がないのか、黒竜の痕跡はすぐ見つかった。



痕跡を辿るうちに、湿原から植物モンスター、フロギーモスが襲いかかる!


ようやく見つけたが、そこは住処というよりは曲がりくねった形の人工ダンジョンであった。

左右にはまるで人間の顔の喜怒哀楽を模した石の巨大面が彫られていた。
これらは魔法的なものらしいが、さすがに誰もわからなかった・・(知力chk失敗)


その先の広間から、シークレットドアを発見する。
中に入ると、麻薬性のあるきのこ畑が広がっており、それをゴブリンらが栽培していたのだ!



その先の壁にも、秘密の広間が・・・そこにはドラゴンの卵が保管されていた。
だがいくつか割れた卵には・・やはりドラコニアンが産まれていた!


■黒竜との対決


やがて最奥の広間から、話し声が聞こえてくる。黒竜アヴェドシメッシュと一緒にいたのは、なんとあの「ドラゴン卿」トードと、その側近のドラコニアン「ギルデンタング」だった!

どうやらトードは自分の騎乗竜にしたく、この黒竜と交渉していた様子だった・・あまりうまくはいってない感じだが。


さっそく緑の盾団はファイアーボールを連発する。これでトードとその側近は、火だるまになって燃え尽きてしまう!
黒竜も酸ブレスを吐いて応戦するが、さすがに火力が高くなった緑盾団。わずか2ターンで決着する!w


卵の謎を問いただしてみるが、黒竜は死ぬ間際に、笑って叫ぶ!
「ははは・・・卵は私は別に何もしてない。いいか、何もしていない!・・・無駄だったな。」

どうやら、この全世界の金属竜の卵は、全てがドラコニアンが産まれる呪いがかかっているようなのだ・
・こんな大事な事が出来るのは一人・・邪竜神タキシスしかいない!

黒竜の宝の山を漁り、これらの秘密を中窪村に持ち帰って、ネズラーに全てを話した緑盾団。
ネズラーはその衝撃な事実に、怒りを露わにする。

「もはや時間はない!全ては騙されていたのだ!今まで卵が質に取られていたので、我ら金属竜はタキシスに手だし出来なかった。だがもはやその理由はなくなった!」

ネズラーはそう叫ぶと、これから全世界の金属竜に、タキシスに対抗するよう大々的に呼びかけるという。



こうして、ついにドラコニアンの出生の秘密を知り、また金属竜たちの心強い支援を得たのであった!(つづく)

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