猫団dd5版リプレイ
ティアマト昇臨
第16話「青竜と巨大迷路の罠」
PC | 名前(プレイヤー) | クラス所属等 |
モルダー(TAO) | クレリック(シルヴァリームーン) | |
アルベルト(nomu) | ウィザード(ブレードシンガー/ハーパー) | |
ルメス(tera) | ローグ(破滅のエージェント/ゼンタリム) | |
ラオ・レイラン(ごしま) | ソーサラー(ウォーターディープ) | |
鬼灯(てまだ) | ファイター(ミスティ・ハイフォレスト) | |
ガーランド(mumu) | パラディン(ネヴァーウィンター) | |
セフィロス(sak) | パラディン(ウォーターディープ) |
■評議会に謎の美女現る。
前回の報告のために、第三回評議会が始まった・・が、その時、突然見知らぬ美女が評議会の部屋に現れる!
名をエリアと言ったが、なぜか人間離れした感じがした・・。
彼女が言うには、猫団は今すぐここを発ち、別の重要な会議に参加して欲しいという。
その会議とは・・・第三の勢力・・・金属竜、俗にいう「善竜」たちの会合であった。そしてエリアも正体もまた銀竜だったのだ!
■金属竜たちとの約束
エリアに二つ返事で同行することにした猫団。魔法ではるか遠く、ネイザーマウンテンまで転送される。
ゴールドドラゴン、シルバー、ブロンズ、カッパー、ブラスと主な金属竜たちが揃う!
竜神バハムート・・ティアマトに対を成すこの竜神の命によって、善竜らは猫団を呼び寄せて協議することになったのだ。彼らはティアマトを崇めるそのカルトたちについて、猫団よりも詳しかった。
ドラゴンカルトはまさにティアマトをこのフェイルーンの世界に昇臨(召喚)させようとしているのだ。その首謀者(ボス)の名は、セバリアン!彼を生死に関わらず、ここに運んで欲しいという約束をする。それによってこの善竜らの協力を得られるなら、安いものだからだ。そして彼らの信用を得るために、いくつかの強い余り物のマジックアイテムを捧げる猫団であった。
■第3回評議会:もう一つの勢力現る。
こうして金属竜たちとの合意を得た猫団は、ウォーターディープに帰り、さっそく第三回評議会が開催された。
エルフ王子ネロンベインの処遇については、緑竜と組んで自然を破壊してたエメラルド団だけは捕らえる事に賛成しなかったが、後は概ね賛成だった。そして彼が操っていた緑竜を倒した事は、全会一致で賛成に回った。
そして金属竜たちとの会合で評議会を無視してネイザーマウンテンに向かった事はほとんどの評議員の印象を悪くしたが、その後の善竜たちの同盟を得た猫団に、評議会は皆感謝を述べたのであった。
ハーパー | ガントレット騎士団 | エメラルド団 | レディレイラル (ウォーターディープ)) |
ダグルト卿 (ネヴァーウィンター) |
ブラウンナヴィル (ミスリルホール) |
メランドラッチ王 (ミスティハイフォレスト) |
ウルダー司令官 (ヴァルターズゲート) |
タエリン (シルヴァリームーン) |
イステヴァル卿 (コアミア) |
|
過去計 | 7 | 7 | 3 | 7 | 6 | 5 | 7 | 9 | 7 | 9 |
緑将軍ネロンベインを捕らえた | +1 | +1 | -1 | +1 | +1 | +1 | +1 | +1 | +1 | +1 |
緑竜チュールを倒した | +1 | +1 | +1 | +1 | +1 | +2 | +2 | +1 | +1 | +1 |
評議会を無視して金属竜の会合に向かった | -1 | -1 | -1 | 0 | -1 | -2 | -2 | -1 | -1 | 0 |
金属竜らと合意した | +1 | +1 | +1 | +1 | +1 | +1 | +1 | +1 | +1 | +1 |
合計 | 9 | 9 | 3 | 10 | 8 | 7 | 9 | 11 | 9 | 12 |
その評議会の最中、またも謎の女性が現れる。今度はティーフリングで、名をリアン・ナイトシェイドと言った。彼女こそ、ゼンタリムの代表なのだ。彼女は以前猫団のルメスとは知り合いになった、ハーフリングローグのグレムシルバーもいた。
ゼントリム代表リアン・ナイトシェイド
グレムシルバー
リアンはある手紙を猫団に見せる。それはなんと青竜将軍イスカンデールからであった。
「君たちは私を知らないだろうが、我々はお互いに手を貸す事ができるかもしれない。 私の名前はイスカンデール。どうやらドラゴンカルトに加入するというミスをした。
カルトのおぞましい計画がこの世のすべてに裁きを受けさせるのは確かだ。しかし私は君たちの助けでその計画を止めることができる。
私をカルトの手中から救出しくれ。
そうすれば私は君たちに非常に有益なもの、すなわち「ブルードラゴンマスク」を届けるであろう:。それなしではセバリアンはティアマトを現世に召喚できない。 マスクは私自身を含めてほんのひと握りの魔法使いによって頑なにガードされて、ここ、ゾンサール(ゾンサール)のタワーにある。裏切りの危険は日増しに知られている。もし私が発見されたら、確実に殺されるであろう。 どうか、これを聞き遂げてくれるなら、急いでくれ。」
思わぬ提案に驚く猫団。さっそくゾンサールの塔へ向かい、裏切りの将軍イスカンデールを救出する事にしたのだった!
■ゾンサールの塔へ
塔へは、ウォーターディープより東300マイルほど。灰色川沿いに、(4版でラウドウォーターやロークを通り、南森沿いまでの峡谷にある。近くには、かつてスカイリーチ浮遊城が停泊していたパーネスト村があった。
ゾンサール村にたどり着くと、その異様な姿の塔が見え始める。なんと周りに巨大な生垣迷路があるのだ!
迷路のほうへ近づくと、向こうの塔の上から、声がしてくる。どうやら塔のどこかの上階のテラスだ。声の主は、どうやら探していたイスカンデールだとわかる。「きてくれたか英雄たち!助けてくれ。私は追われている!・・・このマスクがほしければ、塔の一階で私を探してくれ。そこで落ち合おう。・・また追手がきた。あまり時間がない!」
追われている青将軍イスカンデール
するとイスカンデールは、追手の魔法使いを電撃で倒し、そのまま塔の中に逃げ込んだ。
手にはブルードラゴンマスクらしきものも持っていたが、あまり猶予はなさそうだ。
・・彼を助けるべく、いざ生垣の巨大迷路へ!
★魔の日時計
迷路を進むと、最初の交差点がでてくる。そこには中央に日時計があり、道は8方に伸びていた
どうやらこの日時計が進むべき道の鍵となると踏んだ猫団。今は朝なのに、日時計は昼12時を指している!?
・・・どうやらただの日時計ではなさそうだ。
「実際の時間と日時計が違う?」「その時間まで待ってみるとか?」「それな」
3時間ほど待機する猫団。そして正午になってまずは日時計が指し示す12時方向へ向かうことに・・
すると、また似たような部屋へ!・・ループしているのか!?
だがモルダー(TAO)はそれが最初の日時計と違う場所だということに、気がついた。
「なんで2つぅ!?」
「とりあえず、真ん中じゃね?」
というわけで、2時方向へ向かう猫団。
・・・さらにまた日時計が・・。
「アイェエエ!なんでみッつうううう!!!!」
「しかもさすがに正解がわからん」
とりあえず行ってない方向へ向かう猫団
迷路は、やがて巨大な円形プールのある場所へ。ただし中からは水棲モンスターのチュールらの巣だった!
チュールを倒した猫団は、さらに進む・・・日時計の場所は、相変わらず三方向を示していた・・。
熟慮の末、前回12時方向だったので、6時方向へ・・
また日時計が!今度は・・4方向!?
お手上げな猫団・・
そのとき、アルベルト(nomu)が・・
「これはもう、日時計に登ってみるしかないですね」
すると・・彼は瞬間移動したがごとく、消えてしまった!?
正解は・・・上だった!?
というわけで、全員、きららジャンプで上へ!w
また日時計(ry・・・
「うわあああああああ」
「しかも8つ全部ぅぅぅぅぅ」
ガーランド(mumu)「もう、生垣の中入るしか・・」
「それしか・・無い!?」
が、それが正解だった・・全員・・ガサガサと生垣の間をかき分けて入る・・と、なんと塔のもとへ!
ようやく塔内部へ!そこには女性の死体が・・前にイスカンデールが倒した追手の魔法使いだろう。外に落ちたのを、あとでここに隠しておいたようだ。だが塔は上への階段がなかった・・あるのは・・・テレポート転送台のみ。
部屋をくまなく隠すと、棚から赤い宝石が手に入る。どうやらこれを持ったまま転送台に行くと、どこかへテレポートする仕組みらしい。
塔への移動もこれだけが頼りな作りなようだ!
2Fらしき場所へ・・さっそくカルト団員と鉢合わせ!
彼らを倒し、赤い宝石を探して塔は最上階へ。そこは巨大な天体望遠鏡と天体図があるだけで、だがイスカンデールの姿はまだなかった。天体図に埋め込まれた赤い宝石を発見し、最後の転送台へ・・。
そこは、いつのまにか塔から離れた亜空空間のダンジョンが広がっていた!血の跡とカルトらの死体が床にあることから、イスカンデールはどうやらこの先に逃げ込んだようだ。
宇宙ダンジョンの一角で、火と地のエレメンタルらと遭遇!
その最奥には、巨大な砂時計が2つ。だがその真中で、イスカンデールがすでに死体となって吊るされていた・・。
・・・遅かったのだ!
彼が最後まで持っていた青竜のマスクは部屋の隅に転がっていた。これを手に、部屋を後にする猫団。
テレポートで日時計の場所まで戻ることができた。そして村に帰ろうとしたが・・。
■青竜現る!
村に戻った猫団を襲ったのは、イスカンデールが手なづけていたはずの青竜レンニソンであった!
賢そうな竜はしゃべる!
「む・・おまえたち見たことあるぞ!そうか、あの小さな村にいた者たちか!」
猫団は思い出す・・以前、第1話でグリーネスト村を襲った青竜。当時はさすがに1レベルで逃げまくるしかなかったが、思えばこの事件がきっかけでこの騒乱の中心になったのだ。
因縁を感じた猫団は、ファイナルバトルを覚悟した!
青竜は空中でとどまって、決して近接させないずる賢い頭を持っていた。
それでも遠隔の激闘の末、猫団は重傷を負わす。たまらず青竜は、逃げようとするが・・・
ガーランド(mumu)「狙い撃つぜ」
なんとこの一発が竜の眉間に・・・ドラゴンは致命傷となって、墜落・・・あの竜を見事倒れたのであった!
■戦い終わって・・
ウォーターディープに帰った猫団は、さっそくブルードラゴンマスクを差し出す。
だが鑑定士によると、それは偽物だという。
カルトのボス、セバリアンは何もかも知っていたということか!?
この話を持ってきたゼンタリムも怪しいが、今は疑っている暇はなかった・・。
カルト勢の攻撃はなおも続いているからである!(つづく)