DD猫団リプレイ
ヴァルダーズゲート
地獄のアヴェルヌス


第7話「地獄のお使い」


猫団メンバー(8→9LV。dataは8LV)

マーリア・ラングセイル(TERA) ヒルドワーフ
ソーサラー(神の魂)6/クレリック(嵐の領域)2
船乗り
AC19 hp60 受動知覚14
アタゴ(nomu) 人間
クレリック(平和)7/ウィザード1
船乗り
AC19 hp50 受動知覚17
イノスケ(sak) 人間
バーバリアン5/パラディン2 辺境育ち傭兵
AC18 hp58 受動知覚11
(dataは7lv)
ワシティ(mumu) ティーフィリング
ウィザード6 辺境育ち
AC9 hp55 受動知覚11
(dataは6lv)
 イシドロ(TAO) 人間
ファイター5/レンジャー1/アーティフィサ-2 浮浪児
AC16(18) hp51  受動知覚15
アバン(てまだ) エラドリン
ローグ(スワッシュ)7/ファイター(チャンピオン)1 芸人
AC16 hp58 受動知覚18
  ラオ・ズーディエン (ごしま) 人間 ソーサラー8 学者
AC12 hp42 受動知覚11


同行中のNPC

ルール― 猫団を地獄へテレポートするのを手伝った、イタチの魔法使いトラクセゴールの塔にいた小さな空飛ぶマンモス魔獣。実はザリエルと共に地獄から現れたのだが、自身も記憶がない。最近ようやく魔法に覚醒。


●川を渡る

ザリエルの剣を探す事が急務となった猫団。これがなければ、地獄に堕ちたエルタレルを元に戻すことも、全ての力は取り戻すこともできない。そしてその剣は前回の悪夢の儀式で、かさぶた山の頂上にある要塞「出血城」にあることがわかった。
だが記憶を取り戻したルールーも、思い出したのはその外観だけで、さすがに正確な場所まではわからない。だが聖なる波動が出ている方角があるという。もしかして、ザリエルの剣と関係ある何かか!?

というわけでその方角へ向かう。そこはデビルの領域・・つまり敵対するデーモンが死にゆく場所だという。だがそこへ向かうには、スティクス川の向こう岸を渡らなければならなかった。


今やPCのキャンピングカーになりつつあるウォーマシン「インフェルノ」。最近重装甲化したばかり。



目指すは、デーモンの死にゆく場所・・とは、つまりデーモン・ザッパー(デーモン抹殺機)と呼ばれる不思議な魔法の装置がある場所らしい。
だがまずは目の前の川を渡る算段である。さすがのウォーマシン「インフェルノ」も水陸両用ではないので、水漏れの心配があった。しかも忘れてはならない事に、この川の水は生物の記憶を忘却させる作用があるのだ。


そこへ岸でうろうろしていると、例の渡し船が。聞けば、こんなでかい車毎運べる事もできるという!?
料金のソウルコインを払うと、この渡し守メルレノロスは次々と流木を呼び出して、自然に巨大筏にしてしまった!
これでトラック級の車も載せられる事に。


●今度は黒(連続イベント)


だが、筏に載ろうとした時に隠れていた3匹のブラック・アビシャイが遅いかかる!
そういえば前回はホワイト・アビシャイだったが、今度はブラック!?

しかも不思議な事に、奴らを倒すと、その口から流暢な人間の言語の声が!

「お前には大きな可能性を感じるぞ。 金の心を持つ商人を探せ」


金の心を持つ商人!?・・というと、思い当たるのはさすらい市場のあの男だけだ・・。


●呪いの人形売り(ランダム遭遇)

川を渡って、再び地獄の荒野を爆走する一行。だがそこへ一人のハグが君たちに近づいて停車を促した。
聞けば、呪いの人形(ポペット)を売ってくれるという。これを使えば、どんな人間でもいうことを聞くという。


だが、代金はソウルコイン1枚・・・猫団は丁重に断ったw

●デーモン抹殺機

ルールーに導かれて行った場所は、不思議なクワガタの顎のような角が地中から伸びて、バリアを張ったユニコーンが捕らわれるように挟まれている。そのユニコーンから、強大な光のビームが走り、近寄ってくるデーモンらを打ち砕いていた。
つまり、ユニコーンの善の波動が、ルールーをここまで導いたというわけであった。


バリアに捕らわれているユニコーンを助けようとして近づいたとき、地中からダオ(ジニーの女性版)が現れる!


彼女の名はラルザラといい、実はザリエルとの契約で、このユニコ―ンを使った機械を守れと命令されているという。
こ契約を破棄してくれるのなら喜んで協力するという。実際猫団はザリエルを倒すわけではないのだが、彼女との調子を合わせるために、はったりしてみたw 


ラルザラとザリエルとの契約を無くす方法は、近くの穢れた骨茨森にいる「赤のルース」という魔女をまずは訪ねよという。
・・・というわけで一行は次の目標である骨茨森へ急いだ。

●骨茨森



そこは、森というのは名ばかりの、まるで骨のような白い枯れ木のみが密集して生えた場所であった。地獄へ堕ちた亡霊らの咽び泣く声がこだまする、不気味な場所だ。
森へ到着した一行は、マシンを降りて徒歩で森の中を進む。探していた赤のルースは、森の中心にいた。


ナイトハグの「赤のルース」

赤のルースは、ダオのラルザラの契約の件で質問すると、その契約から解放する手段を教える代わりに、さすらい市場の異次元風呂に入らせろというw
ちょうど補給品やさっきのアビシャイの件もあったので、猫団もさすらい市場へ今一度戻りたいと思っていた。

●さすらい市場再び

ちょうど市場も、この近くへ移動していた。

市場のオーナーのマハディに、先程のブラックアビシャイの「金の心を持つ商人」の事を聞いてみるが、自分じゃないし、覚えがないですなと一笑に付されてしまう。


赤のルースを風呂に連れて行き、ちょうど自分らも連戦だったので、一晩休むことに。
だがその時、一行は不思議にも夢を見る。

●夢で見たもの
その夢は、奇妙な物体が目に入る。それは上空に浮かぶ、巨大な剣の刃のような物体であった。


これがどうやら、ザリエルの乗る空飛ぶ船だと直感で知る。
しかもそれに巻き付くように、天空に大蛇が現れたのだ。その蛇が、突然話し出す。

「私は天界の蛇。ザリエルに続いてアヴェルヌスに入り、生きてきた者だ。
ザリエルの飛行城塞に至る秘密のルートをティーフリングの戦士アドリエスタに託した。
彼女を見つけ、堕天使への真の道を教えてもらおう」


ティーフリング女性といえば、前々回会ったのを思い出す。これは彼女の思惑なのだろうか?
だが、君たちは突然平原に立っており、そこからヘルハウンド3体に襲われるはめになる!?


ヘルハウンド3体がお目見え・・だが倒すと同時に、眼を覚ます。
これも何かの魔法か!?

●森の番
赤のルースが入浴中、猫団は留守の荒ぶった森の番をするよう言われたので、さっそく戻ることに。


さっそく、怒り狂った巨大な大木モンスターのトリエントとドライアドの霊が相手。ハグがいないと、この森は霊が暴れだすのだ。さっそく倒す。

市場に戻ると、風呂から上がったルースが満足していたようだった。
約束通り、契約の解除方法を教えてくれる。

それはタイタンの血を彼女が飲む必要があるらしい。ここに巨人タイタンはほとんどいないが、ウルドラクというタイタンの墓が近くにあるといい、その場所も教えてくれる。

●苦息とのカーチェイス

ウルドラクの墓へ向かう猫団。だが爆走するウォーマシンがいつのまにか後をついて襲ってきた!


いつものひゃっはー!


インフェルノと同じ大きさのトラック級と、バイク2台。「苦虫」というあだ名のホーンドデヴィルが率いていた!
だが装甲を厚くしたインフェルノとマーリア(TERA)の超運転テクで、奴らをなんとか叩きのめした。

●ウルドラクの墓
さすがに大昔に死んだと噂されているせいか、そこにあったのは墓などではなく、タイタンの兜と剣があった。



そして剣の束の上にいたのは、スパインドデヴィルであった。実はこの小さな悪魔こそ、巨人ウルドラクであった。これは呪われた姿なのであった。
ウルドラクはこの呪いを解いてほしいと懇願する。彼の呪いを解けば、血を分けてくれるという。

そのためには、あの恐ろしい竜の王ティアマトの血を地面にこぼす必要あがった。
ティアマトを倒すのは今の猫団にも、この姿変わったウルドラクにも無理だったが・・。


「だが、一つ考えがある」

ウルドラクがいうには、この近くにあるアルカーンの塔の主人である、ドラゴンボーンのアルカーン首から下げているペンダントの中に、なんとティアマトの血が入っているという。
ウルドラクは、それを手に入れるために、自分が持っているオーブ・オブ・ドラゴンカインド引き換えに持って来て欲しいという。ウルドラクがやるには大きすぎて怪しまれるので、猫団がやればすんなり取引に応じるというわけだ。

猫団全員「お使いのお使いのお使いじゃないか!」



がんばれ、猫団!次に向かう場所は、アルカーンの塔である(つづく)

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