DD緑盾団リプレイ
ドラゴンランス:緑盾団の軌跡

第14話「ダルガールド城塞の呪い」


PCメンバー「グリーンシールド(緑盾)団(平均LV13 今回ライストメンは欠席)

シエロ・パラツォピオベ
(TERA)
ヒューマン:ソラムニアの従士

ローグ3
モンク8
ウォーロック・へクスブレード2
AC18 HP81 受動知覚17
プリンス
(てまだ)
ヒューマン(上位魔法の塔の魔導士:ヌイタリ)

ソーサラー3
ウィザード6
ウォーロック2
ファイター2
AC15(16) hp68 受動知覚11
ライストメン
(NOMU)
ウッドエルフ:犯罪者(活動家)

バーバリアン(トーテム)13
AC18 hp157 受動知覚16
グローサー・ハークン
(TAO)
ヒューマン:海賊

ファイター1
クレリック2
アーティフィサー10
AC19 hp95 受動知覚16
 
ラオ・ウィロー
(ごしま)
ヒューマン:隠者

ソーサラー11/クレリック2
AC20 hp95 受動知覚11

★その他のNPC

  ソス卿
ドラゴンに協力する元ソラムニア騎士。アンデッド軍団を操り、古代魔法の封印を解き空中城塞まで繰り出してカラマンを襲った張本人である。現在はアビスに出張しておりこの世界にいない。
  カラドク
元ソラムニア騎士だが、ソス卿を裏切った幽霊。いろんな人間にとりついて、化けて振る舞う厄介なアンデッドである。以前騎士ダルスタンになって緑の盾団を翻弄した。
  リーダラ
幽霊の古代エルフ女性。ソス卿と因縁がある。彼を止めるため、ライストメン(nomu)と度々助言をしたりと接触してきた。

眠れぬ夜

クリンの情勢が変わった!


中窪村の竜ネズラーの賛同で、ついに金属竜らの勢力という味方を得たのだ。そして西からは反ドラゴン軍の同盟が割れたドラゴンオーブの力を手に入れたエルフのローラナによって団結し、大勢力を持ってドラゴン軍に巻き返しを図っていた。
今や、各地で反タキシスの狼煙があがり、反攻作戦が展開されていたのだ。

そんな最中、都市カラマンはひと時の平穏を得たかに思われたが・・夜な夜なスケルトン等のアンデッドの小隊が街へ襲い掛かってきていた。それも毎晩である。

最初のうちは取るに足らない事件に感じていたが、毎晩定期的に来るようになると、おかげで見張りは消耗し、カラマンの防備体制も危険になってきた。さすがに背後に何らかの意図を感じるようになったのも事実である。

そんな最中、幽霊のリーダラが一行の前に現れて、警告をした。

リーダラ「・・・これぞまさにソス卿によるもの。彼の城であるダルガールド城塞からアンデッドらは出撃しています。彼がいる限り、永遠に不死の者の兵らが誕生しては、このカラマンを目指して襲うのです・・・。」

こうなっては、もはや元を断つしかなかった・・!
緑盾団が浮遊城で落下したのを目撃したソス卿だったが、誰もあれで終わりとは思っていなかった。
まさに彼を滅せねば、安眠できる夜はカラマンには迎えれないのだ。

こうして緑盾団は、ソス卿の城であるダルガールド城塞へ向かうことに!


■入り組んだ城塞


ダルガールド城塞は意外とカラマンの近く、南西からわずか30マイルの距離であった。
この距離なら、アンデッドが最初に攻めてくるなら、カラマンなのは確かであった。



ダルガールド城塞・・もはや城塞としてはもはや廃城になっており遺跡に近かったが、中央には巨大な塔がある重厚な構造がまだ健在であった。だが近づくにつれ、泣き叫ぶ女の声がいつ果てる事なくするのだ・・。どうやらバンシーがまだあそこにいるらしい。、


正面から入らず、右の崩れた城壁から侵入する、いつもの緑の盾団w



城塞は5つの小さな塔と、一つの巨大塔で成り立っていた。一番身近の南東塔へ。この塔は階段は3Fから下が崩れてなかったが、もはや空中を飛べる緑の盾団は、途中途切れている4Fの階段まで一気に飛んでいく。


そこから、中央塔への北西の橋を渡る。その先にいるにいるアンデッド騎士らと戦闘へ!


ともかく中央塔の踊り場を駆け巡る。


この踊り場の四方はアンデッドナイトらが守っていた。さすがに雑魚ではなく、そこそこ強い!だが緑盾団にとっては、もはや敵ではなかった。


■炎の幻影


まずは最短距離で攻略しようと、まず南西の塔へ向かい、5Fとなる南西塔の屋上へやってきた。

しかしそこは5つの塔の屋上全てに紫色に怪しげに光る炎が灯っていた。

この炎を調べてみると・・なんと炎の中から、なにやら別の場所の幻影が現れたのだ!
それは、囚人の粗末な服を着た男の幻影であった。彼は手に結び目のついたシーツを握りしめ、燃え盛る塔をロープで降りようとしているが、炎が彼の間に合わせのロープを焼き尽くし始めていた・・そこで映像は終わった。

他の緑の盾団が見ると、同じ幻影の繰り返しであった・・・。一体このただならぬ炎はなんなのか!?・・そしてこの幻影の映像が示す意味は?・一体これはどこなのか?誰なのか?・・そもそもいつなのか!?



ともかく、他の塔の炎も確かめようと、今度は北西の塔の炎を見てみる!

その映像は、前と違っていた。炎の中に、今度は小さな音楽室でピアノを弾いている男の幻影が浮かんでいたのだ。
壁も、椅子も、ピアノさえも燃えているのに、男は演奏を続ける。指は鍵盤の上を駆け巡り、皮膚が溶け始める中、彼は静かな旋律を奏でていた・・。

前の囚人映像とは全く違う様子に、これはいよいよ中央塔にこの謎の炎の理由がわかるかもしれないと悟る。



■日記の謎


北西塔の屋上から飛んで再び4Fの中央塔の踊り場へ戻り、中央塔へのドアから入って南西の部屋へ。

そこは兵舎のようだった。残っているベッドや家具を捜査していると、当時の騎士の日記らしきものが見つかる。

コルム・ファロルドの日記、王冠騎士


961 年 フルールグリーン月 14 日
今日は本当にスリリングな一日だった! 私と仲間たちはソス卿と共にパランサスへ向かって西へ旅をしていた時、ソス卿が煙を見つけ、私たちに警戒態勢をとるよう命じた。近づくと、女性たちの悲鳴が聞こえてきた。ソス卿はためらうことなく、私たちは彼に続いて戦いに突入した。私たちはオーガの襲撃者たちに襲われているエルフの乙女たちの集団を発見した。野蛮な奴らはよく戦ったが、私たちの剣術と規律には敵わなかった。私たちは3匹のオーガを倒し、残りは逃げ去った。

我々は死傷者を出すことなく、軽傷と擦り傷だけで済んだ。パラディンの慈悲により、乙女たちは一人を除いて全員無事だった。今、我々はヴィンガード川東の平原に野営しており、私はテントの入り口から差し込むソリナリスの光でこの日記を書いている。我々の目的地は依然としてパランサスだと思うが、ソス卿なしで進まなければならない。彼はイソルデという美しいエルフの少女をダルガード城塞まで護衛することにした。彼女の足首が折れているので、彼の医師に治療してもらうためだ。ソス卿は、その乙女の足首が折れていると言っていた。私の目には、彼女は少しばかりそれに賛成しているように見えましたが、主君に異議を唱えるのは私の立場ではない。主君はどの行動が最善かをご存知だ。私の義務はただ従うことだけだ。


962 年 ユルスグリーン月 20 日
再び、ヴィンガード平原のソリナリアの野営地で、灯りの下で書いている。ほんの短い間に、どれほど多くのことが変わってしまったことだ。あの頃は、乙女たちを救出した後、まるで古い物語の英雄のように、燃え盛る炎を囲んで祝宴を催した。今夜は、手が震えてペンをまともに持つこともできない。ソス卿が逮捕された時、私はその容疑を信じることができなかった。ソス卿が殺人犯として有罪判決を受けた時、私は裁判官たちを愚か者と嘘つき呼ばわりして呪った。カラドクが、我々の主君を救うために介入しなければならないと言った時、私はためらわなかった。我々の誰もためらわなかった。我々は流血なしにソス卿を救出しようとしたが、彼を守る騎士があまりにも多すぎた。彼らが剣を抜いた時、カラドクは我々に攻撃を命じた。今、私の手は永遠に仲間たちの血で汚れてしまった。
ソス卿は我々全員に語りかけた。彼は、自分に対する告発は虚偽であり、裁判官たちは自分たちの利益のために彼を迫害しているのだと言った。彼は私たちに、彼らの命令に従う騎士たちは彼らの裏切りに加担していること、そしてパラディンは私たちがやむを得ず奪った命を許してくれるだろうと言った。他の者たちは彼の言葉に慰めを見出したが、私の魂は今もなお震えている。私にできることはただ従うことだけだ。他に何が残されているというのか?


ソス卿のお供の騎士の日記らしいが、ずいぶんと過去の告発文に近い詳細な日記であったが、しかしなぜこんなものが残っているのか?


そのまま、北の部屋へ。そこはただの兵舎にすぎず、ヒントもなかったので南東、北東の順でしらみつぶしに部屋を調べるが、ここも荒らされていた。いくつか在庫に回復薬があるのは助かったが・・。



4Fは兵舎だらけのようで目ぼしいヒントもなかったので、どの階にも行けそうな中央の螺旋階段を使い、すぐ下の3Fの西の部屋へ。


そこは、広い礼拝室のようだった。騎士団のためのものだとわかるが、手前の祭壇にあるミシャカル像が立っていた。像には青く輝くクリスタルの杖を持っていた・・。

この場所だけは、先程からずっとしていたバンシーの鳴き声が止んでいるのか、聞こえなくなる。

そのおかげでどうやらここが回復できそうな場所だとわかり、小休憩する一行。
なんとか安全な場所を確保できたが、炎といい日記といい、相変わらず謎だらけの塔であった・・・。

■アビシャイたち


そのまま、北の部屋へ。どうやら物音がする浴室らしき場所に近づくが、その感じからしてスライムみたいのと戦いたくないので、スルーするw


今度は東の壊れた礼拝堂へ。西のミシャカルの礼拝堂と違い、こちらはほとんど朽ちていた。


しかもそちらにはどこからか召喚されたのか、このクリンの世にはいないブラックアビシャイとホワイトアビシャイらが!


アビシャイらを倒し、南の部屋へ。そこは大量に本がある図書室のようだったが、見つけたのは人骨や朽ちた本ばかりであった。


■再会


3Fには2Fへの階段が別にあったので、さらに3Fから2Fへ。
(5Fから2Fまで逆に下がる手順を経て、PCらはショートカットしすぎて本来の謎が何なのかわからないまま奥深く立ち寄ってしまった事を悟るw)

その2Fの南の部屋はゲストルームのようだった。そこで見つけたのが、別の日記だ。

962 年。ディープコルト月、2 日
私は以前からダルガード城塞を訪れ、その庭園を散策し、その精緻な建築を鑑賞し、そして名高きソス卿の歓待を受けることを切望していた。しかし今、ここにいる私は、いつここを去ることができるかということばかり考えている。
ソス夫人は床に伏せている。彼女の妊娠は困難を極めている。侍女たちは絶えず彼女の世話を焼いており、ソス卿の専属医師であるイストヴァンも同様だ。私は毎晩パラディンに彼女の健康を祈っているが、彼女が彼の慰めなしにこの現状に耐えなければならないのは、彼の意志によるものらしい。
城内の雰囲気は重苦しく、陰鬱だ。召使いたちも騎士たちも、皆、自分たちの女主人を案じている。
彼女は皆から愛されているからだ。
そんな中、ソス卿の執事であるカラドク卿だけが、城内の雰囲気に全く無頓着なようだ。彼は実に忌まわしい男で、ただ彼のそばにいるだけで私の血は凍りつく。
上級騎士たちから、カラドクはかつてハーフエルフの乳母とハーフエルフの吟遊詩人の殺害容疑で捜査を受けたことがあるという噂を聞いたことがあるが、どうやら決定的な証拠は見つからなかったらしい。
もしその噂が真実だったとしても、私は驚かないだろう。


962 年。ディープコルト月、4 日
ソス卿の召使いの一人とワインを酌み交わしながら、私はその老人にソス卿の父親アインケルがどんな人物だったのか尋ねた。老召使いは笑いながら、ソス卿の父親は酒、ギャンブル、そしてエルフの女性が好きだったと私に話した。彼はさらに、若いソス卿もこの最後の点において父親に似ているかもしれないと示唆した。
彼の言葉は私の好奇心を刺激した。カラドク卿は二人のハーフエルフを殺害した疑いをかけられていた。そして今、私はアインケル・ソス卿がエルフの愛人を何人も持っていたかもしれないことを知った。もし彼の愛人がハーフエルフの子供を産んでいたとしたら、それらの子供たちはソス卿のダルガード城塞への継承権にとって問題となるかもしれない。カラドクがソス卿の(そしてひいては自分自身の)権力の座を確保するために、ソス卿の非嫡出子の兄弟姉妹を殺害した可能性はあるのだろうか?


962 年。ディープコルト月、5 日
どんなに理屈をこねても、私の疑念は晴れない。私はソス卿のところへ行き、彼の執事が何をしたかもしれないのか、私が疑っていることを伝えなければならない。ソス卿は誠実さと正義への献身で有名だ。彼は迅速な行動を望むだろう。



2つ目の日記・・。どうやらソス卿の父の事まで書いている・・!


日記があったゲストルームから、中央の広い部屋へ。そこはボールルーム・・舞踏室だった!

そして突然なりだすピアノ。そのピアノを演奏してたのは・・あの幽霊カラドクであった!


カラドク「いやぁ、久々だな。緑盾団の諸君・・・ああ、浮遊城以来か。」

何でいるのかと聞くと、「そりゃここで長年執事をしていたからな。私はソス卿の執事だったんだ。ここがずっと居城だった。あー・・君たちともう殺り合う事はしないよ。前にも言った通り、私はソス卿にはほとほと愛想が尽きてね。
君たちは、ずっと出てくるアンデッド兵らを止めたいんだろう?それなら、ソス卿を倒すしかない。なにせ彼が召喚しているのだからな。」

そして彼は思案したあげく、一つの提案をする。


「どうだろう。私がそれを手伝ってあげてもいい。・・・ほら、今も耳を澄ますまでもなく聞こえるだろう。あのバンシーらの声を。あれはソス卿の夫人の元にいた侍女たちの成れの果てさ。最も、リーダラだけはそれを脱したようだが・・まだ3人はいるな。あいつらの絶叫を聞くと、即死さえする。ソス卿を呪って常に彼の周囲に出てくる。おそらくソス卿だけでなく、彼女らも相手にしなくてはいけなくなるぞ。

「そこでだ。私なら、あの3人のバンシーをこの現世から排除できる。そのためには・・・やって欲しいことがあるんだ。」

それは何かと聞くと、カラドクの過去の罪が記してあるという3つの日記を見つけて破壊してほしいということだった。それさえあれば、弱みなくバンシーたちを誘導できるという。そしてこの世の未練ともおさらばできるのだとも。

幸い、緑の盾団は今まで得た2つの日記を差し出した。

「ひょっとして、これか?」
「それだよ!さすがだ!私が見込んだだけはある。あと1冊だな!」

満面な笑顔で日記を燃やすカラドクに、「あの塔の屋上の紫の炎は何か?」と聞いてみると

「あれか。あれはいわばただの炎じゃない。情念の炎とも言うべきか・・・魂の炎だな。あれがソス卿のアンデッド召喚のエネルギーになっている。そうだ。つまり君たちはあの炎を全て消す必要がある。・・ああ、私はさすがにそのやり方までは知らんよ。だがあれがパワーの源泉なのは事実だ。」

とりあえず貴重な情報を得た。あとはカラドクのもう一冊の日記と、紫の炎を消す方法をなんとか見つける必要があった。


■秘密の部屋


それから、西へ向かう猫団は、そこにいたアンデッドナイトらと戦闘へ。



さて西の一角に、どーしてもアクセスできない部屋が北西にあった。


どこから入るのか!?
というわけで入り口を探しまくることに。

知覚や捜査を総動員して、ようやく秘密の扉を探し当てる一行。その部屋に入ってみると・・


そこは、古い黒ずんだ血だらけの寝室だった!

封印された部屋、血のままのベッド・・恐らくここはソス卿の前妻の殺害された部屋なのだろう。それをずっとソス卿は隠していたのだ。彼女はソス卿との子供が死産したために、ソス卿に殺されたようだ。彼のドス暗い一面を垣間見た瞬間だった!(つづく)


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