猫団外伝ページ
★このページは、外伝諸君のストーリーを思い出すためのまとめページである(笑)
●第4回
ガラス工場の地下は、クアジットと名乗る元使い魔の妖魔が中心に勢力を成していた神殿があった。彼女たちの勢力を倒した猫団だったが・・解決にはまだほど遠い。
酒場の女主人アメイコの弟ツト。前々回のガラス工場での姉アメイコ救出作戦で、彼こそ、ゴブリンをこっそりガラス工場の地下から手引してサンドポイントの町を襲わせた張本人だったと知る。
だが、その当の彼のメモからは「シスルトップ」というキーワードが出てくる(↑メモ参照)
シスルトップ・・。そこは陸繋島(りくけいとう)の形をした、小さな島である。
今そこに、あの酒場の娘アメイコを誘拐した弟ツトを動かしていた「愛しい女」の存在と、町を襲った手下のゴブリンたちのアジトがある場所のようである。つまり町を襲ったゴブリン軍の全ての元凶が、ここに詰まっていたのであった!
いざ、シスルトップへ向かう猫団!
陸からじっくり様子を伺い、そこで海中の洞窟を見つける。だがそこは単に海に住むモンスターの巣窟であった。
内陸に潜むゴブリンやそのペットの犬を倒し、罠を避けて吊り橋を通る。
馬小屋では巨大な黒毛の馬を発見。明らかにゴブリン以外の者もいるようだった。(第4話)
●第5回
そして地下1Fに到達し、牢獄跡等を巡る一行。明らかにここにはなにか他の者が生活している様子が伺えた。(第5話)
(★は5話時点での調査済地域)
●第6回
途中、ゴブリン達だけではなくバグベアや人間たちと戦い、ようやく地下2Fに到達。
そこでついにゴブリンを先導したツトが言っていた「彼女」がそこにいた。
彼女の名はヌアリア。彼女こそ、ゴブリン襲撃を裏から指揮し、ここシスルトップの女指導者だったのだ!
ロム兄さんが気絶したり等死闘の末、ヌアリアを倒す猫団!
彼女の広間をあさると、そこには意外な事実が。
ヌアリアこそ、あのサンドポイントの焼け落ちた旧教会で僧侶に拾われ育てられた少女であった。
少女は実は地下道に捨てられた捨て子だった。だが、運悪くというべきか、そこは邪教ラマシツの隠された地下神殿であった。
この古(いにしえ)の場で育った彼女は、自らその教えに従い、悪の心を育てていく。
そして地下に落とされたこのサンドポイントの人間たちへの復讐を企んだヌアリアは、
クアジットの助力で寺院を吹き飛ばして火事にさせ、自身はサンドポイントから家出する。
そして大都市マグニマールまで落ち延び、そこで殺人や盗みをしながら成長し、さらに何らかの組織と接触して殺しの術さえ覚えたのであった。さらに悪魔の力を欲した彼女は、サンドポイントに戻って地下にいた使い魔クアジットと出会い、来る復讐の日のために準備をした。
その計画とは、ツトというハーフエルフの青年をたぶらかし、彼の協力で地下からゴブリンを船でガラス工場まで侵入させ、そこから祭りの日に大暴れさせるというものであった。その計画は、半分は成功したといえよう。猫団が来るまでは・・。
こうして猫団はヌアリアの野望を打ち砕き、街の襲撃計画の全貌を暴いたのであった!
第一章 終わり