猫団外伝ページ

ルーンロード:今までのストーリーまとめ。



★このページは、外伝諸君のストーリーを思い出すためのまとめページである(笑)

第二章

●第9回

連続殺人犯の手がかりを追って、とうとうこのフォックスグローブ館までやってきた猫団!

玄関は前回農場で拾った鍵がぴったりはまった。

だがそこは、犯人が本当にいるかどうかさえ怪しいほどのボロ館であった。
中はめちゃくちゃにされた家具、底が抜け放題の床、とっくに落ちているシャンデリア。
そして緑色にびっしり広まっている奇妙な苔・・。
100年は経っている風にさえみえる・・。

突然、玄関先でマンティコアの石像から、まるで幽体離脱したかのように、炎の亡霊マンティコアが現れ、
猫団を襲う!


なんとか倒したものの、ここは本当に生き物の気配さえしていないようだった。
そのうち、2階の上のほうから、少女のすすり泣く音が聞こえてくる・・。

本当に化け物屋敷か!?
とにかく探索する猫団。まず向かったのは北にある大きなダンスホールであった。



ピアノに近づいたロム兄さん。しかしその身体はいつのまにか、勝手に動かされる!?

亡霊のしわざか!そして窓越しにいた女性の亡霊と一緒に、ダンスを踊らされる!
そして、亡霊とは思えない強い力で、ダンスのままロムを窓から放り投げようとする!

なんとか亡霊の心霊を振り払い、正気に戻るロム・・ここの敵は、中に入って身体さえ動かす地縛の亡霊(ファントム)
だったのだ!

ダンスホールの隣の浴室では、、唯一の生き物・・まるで気味の悪いハゲネズミが猫団に襲いかかる!


一階を探索し、亡霊と戦っていくうちに、あることが分かってくる。
この浴室の苔の具合を見る限り、これは海岸沿いの絶壁に建てられた館なだけに、ただの苔でないことがわかる。それは魔法学的に、なんらかの加工された・・人工的な苔のようだ。
浴室の隣はラウンジだったが、その窓から身なりの良い女性の亡霊が浮かび上がる!




彼女は身なりからして、どうやらここの館の奥方か、もしくは何らかの家族なのか・・。
今度はオルタが亡霊に身体を奪われるが、窓を割ってこの奥方の亡霊を振り払うことになんとか成功する。

その下の食堂では宗教絵だったステンドグラスがドラゴンやマンティコア等のモンスターに変化したり、その隣の図書室ではカーテンに、またもや女性の亡霊に承太郎が首を締められそうになったりと、本当に亡霊屋敷そのままであった。

ずっと泣き続ける少女の声を探しに2階に行ってみるが、さらに上で声がするのがわかり、すぐに引き返す猫団。

ロム兄さんの提案で、結局少女の声は無視して地下の階段を優先して進むことになった。



地下室へ降りると、意外と広い敷地に驚く。
階段から降りた先は台所になっていたが、あの苔カビはなぜか少ない方であった。
しかし、あのハゲネズミの集団が、次々と遅いかかる!


病気をもらってはまずいと、皆範囲技でなんとか全滅させる。
そしてその台所には、さすが100年前というべきか、素晴らしい調度品の数々に猫団もびっくりする。
右隣りの使用人の寝室、そして奥の食料庫はネズミのおかげで食べられたり腐っていたが、ワインセラーも
高いワインの宝庫であった。

さらに隠し部屋を発見し、そこでようやくこの館の全貌が見えてくる。
フォックスグローブの100年前の先祖らしきここの主人、ヴォレル・フォックスグローブ。
彼はかつて偉大な魔法使いだったらしい。だが欲が強かった彼は、老後にこの館でもっと生きながらえたいと、
リッチになろうと計画していたらしい。このカビはその実験の失敗の成果だったのだ。
そして、それを食べると生物はグール化してしまうらしい。おそらくそれがあのハゲネズミが食べ、それが伝染して
人間たちや、あの表の鴉や生物に広まっていったのだろう。

そして奥に行く猫団は、とうとうその実験棟たる研究室らしき部屋に到達する。
だがその時!あの奥方の亡霊が現れ、承太郎の精神に取り入って、身体を動かして・・2階へ向かわせる!

「私の娘が泣いているのよ・・」


●第10回

母親らしき亡霊に身体を操られたジョウタローは、2階へたどり着くとやっと自由になった。
どうやらこれ以上地階へ戻ってもまた操られるだけらしい。





2階、そして3階を探索することにした一行。一階同様亡霊と精神的に格闘しつつ、突き進む。
すると奇妙な点に気がつく。

3階の屋根裏部屋部分に、ここを新しくリフォームしようとしたフシがみられたのだ。

つまり、今も誰かが住んでいる!?

ということはやはりあのアルダン(一緒に猪狩りをした男)がここにいる!?


3階の最奥の部屋にあった鏡に写った赤ん坊。それを守るように、奥にいたグール(ガスト)!
このグールこそ、アルダンの妻イエシャであった。彼女はどうやら、アルダンに閉じ込められていたのだ。
そしてそのままグール化へなったのだろう。ガストを打ち倒し、なんとか亡霊を静まらせることに成功した猫団。

ジョータローを操っていた母親の霊は、アルダンの母だったものだ。つまり亡霊は孫を守って欲しかったのだ・・。


上階の探索は全て終わり、ついに残されたのは地下であった。以前はここから先へ進もうとしたところを、亡霊によってジョウタロウが操られて遮られてしまったが、もはや障害は取り除かれた!

その奥から先に螺旋階段を下がる。この先は自然なダンジョンであった!


●第11回

二手からくるゾンビとゴブリンゾンビ!両方をなんとか倒しながら、猫団はついに奥にいるアルダンと対面する!

アルダンは現れるなり、自らその顔を「脱ぎ捨てた」!
顔もすでにグール化しており、マジックアイテムのマスクでその素顔を偽造していたのだ!







アルダーンとは死闘の末、勝利する猫団。洞窟内にあった彼の秘密の書斎のメモから、なんと意外な事実が判明する。



なんと、アルダーンの背後に謎の人物が!?

どうやらこの人物が一連の殺人を教唆していたようだ。どうやらアルダーンは先祖のこの家に住んでしまったせいでグール化していたが、シェードロン儀式とやらで人間に戻れるものと信じていたようだ・。

そしてまた、忌まわしき七芒星のマーク・・背後組織ブラザーズオブセブンとは!?

その答えは、隣の大都市マグニマールにある。猫団はそこへ向かうことになった。

舞台はマグニマールへ!

(大都市マグニマール。巨大の橋の遺跡シークレフトが特徴的な都市である。次の舞台となるッ)



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