フリウティナ(愛の女神)
スラーティアワールドの愛の女神でスラーナの子供。
愛と美の神フリウティナは、愛を誓う民たちの結婚式で必ず祝福される存在である。また多くの美を願う女性たちにとってあこがれの存在であり、女の赤ん坊はフリウティナの寺院に一晩預かられる地方もあるほどである。
どんなに神を信じない夜盗や売春婦など下層の人間たちでも、愛の神だけは信じている場合が多い。そういう性質のためか、秩序を保つことを第一とする小さな村や町よりも、大都市や首都などに寺院が存在する。
シンボル
愛の女神フリウティナと、愛した花
属性
混沌、善(CG)
領域
心理、家族、魅惑、幻術
好む武器
愛と希望の星(モーニングスター)
若く美しき女神フリウティナは、他の厳しい戒律の多い教徒で知られる神々からは疎ましく思われているため、しばしば「愛のために夢中になり、高慢になる」女神として神話に語られる。
しかし愛を語る200首もの「フリウティナの恋詩」が広く古来から伝わっており、これは若い男女の間ではしばしば恋文の手本にされている。
愛は世界を救う第一義とし、愛ゆえに愛のある行動を常に追求すべし。愛されあれば、それは富や権力や力をも上回る。と信じなければならない。
愛を邪魔する者には愛の制裁を加えるのも、また愛である。
愛の賛美歌(フリウティナ賛美歌週集より)
愛 それはまごうことなき 誓い
愛 それは世界で一番 宝
燃えてくる情熱 止まらない衝動
愛しき男女に 邪魔はなし
愛 それは正しき神秘の 表現
愛 それは世界で一番 力
さあ 愛を誓いなさい
さあ 愛を語りなさい
さすれば みんな救われる