創世伝
スラーティア世界に広く伝わる神話である。
世界を始まりを表した最初の伝説というが定かではない。
スラーナ教やその他の宗教は、現在もこの記述を支持している。
第一章
遥か昔。誰もいない、何もない、全くの闇のみが存在していた。
そこに1つの命が誕生した。名はアーク。
彼は別世界(アウタープレーン)からやってきた全知全能の神とも
全く新しい超生命体ともいわれている。
アークは、この闇に対立する《光》を持ち込んだ。
その《光》は闇と溶けこみ、あるいは誕生した生命と合わさり、新たな世界が誕生した。
そこは美しいクリスタルのような物質(一説によれば氷か水らしい)が全体を占められ
草木が生い茂り花が一面に咲き、《楽園》と呼ばれた。
しかしアークは《光》がもたらした凄まじい力に飲み込まれ、それは太陽(アーク)となった。
彼はその《楽園》と引き換えに、自らの命を絶ったのだ。