サーカマナス(運命神)
五大神の一人で運命を司る神。
老人の姿をしており、《善》と《悪》、すなわちスラーナとザーランの間に入っていつも仲裁する神として伝説に現れる。
シンボル
物事の公平さを現している天秤が象徴。中立は常に正しき世を導くとされる。
属性
真なる中立(TN)
領域
幸運、守護、旅、運命、交易
好む武器
バランスを司る釣り天秤(フレイル)
エルフの一部が信仰していたにすぎなかったが、人間たちの社会で経済が発達すると中道精神が起こり、中立を是とする商人たちを中心に広まっていったとされる。
運と中立の神サーカマナスは、幸運を呼ぶ神として商売を営む庶民を中心に信仰されている。
現実的な考えを持つ学者や政界、知識人などにはこの考えに幅多く支持されており、上流貴族層にももてはやされている。
富の追求を良しとし、必要以上の搾取や貧困には分け前を与え、貧困の根絶に力を尽くし、勇気を示すことで幸運が開けるという教えをとく。