第六章
長くたび重なる戦争は、もはや神々の力が及ぶものではなくなった。
そして彼らはその体の血を海に、骨を大地に変えまた新たな世界を造った。
やがてその世界にアークの《光》がいろいろな生命を与えた。
またナルディリアによって大地が広がり、木々が生え、動物が生まれた。
精霊達はもちろん、エルフ、ドワーフらも自らの王国を築き始めた。
奈落の使者が生まれ変わったドラゴンは山々で静かに暮らした。
そして人間、ハーフリングらも出現し、それぞれの居場所をみつけだした。